無くと悲しくなり笑うと楽しくなる心理

男と女の恋愛心理学 様々心理学雑学集 無くと悲しくなり笑うと楽しくなる心理



「人は悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのである」 という人間心理を表す有名な言葉がある。これは「自己認知理論」 を唱えたベムの言葉で、例えば人が泣くのは、 悲しい→泣く→私は泣いているという自覚→いよいよ悲しくなる→さらに泣く→ という心理の動きになる。つまり、「自分が泣いている」という自分の状態に引っ張られる 形で、それならば、自分には何か悲しむべきことがあると、思って錯覚してしまうのである。 これは悲しいという感情ではなく、嬉しいことや楽しいこと、怒りでも同様である。 自分がカッカしていると、怒るべきことがあると思い。楽しくなくても笑顔を作っていると 自然と楽しいと感じてしまう。 例えば、幼児の頃、こんな経験がなかっただろうか。道端で滑って転ぶ。 その時は、あまりいたみも感じず泣くことは無い。しかし、 それを見た母親が駆け寄ってきて、「痛かったわねー、よしよし」と抱き上げると 、途端に猛然と泣き始める。
大人になっても、何かの拍子で本気で怒りはじめると、さらに怒りが込み上げてきて、 さらに怒鳴り散らしたり、男と女の恋愛では、あまり好きではなかったのに、 酔った勢いでキスをされたら、 急に愛しい存在に思えてきたりする。そして、その男と女は後に恋愛を育み恋人同士になったりする。 見た目や容姿のモテるモテないは関係なく。行動がその人の心理を形作ってしまうのだ。 これは心理学用語では「認知的不協和」と言って、 自分の行動と感情を矛盾させないようにする人の根本的な深層心理に備わっている精神安定を 図る作用である。自分が肌を重ね合わせたのだから、嫌いなわけがない。 むしろ好きに決まっている。と行動に心理や感情の辻褄を合わせようとするのである。 これらは、先の順の中で、悲しんだり、怒ったりしている自分の状態から、 自分の感情を知ると言うプロセスの結果ともいえる。 例えば、被験者に催眠術をかけ「あなたは7と言う数字を聞くと、悲しくなる」 と言っておく。催眠術を解いたときには、被験者はこのことを忘れているはずなのだが、実は 覚醒後催眠といって、催眠術が解けた後も催眠の効果が続くようなかけ方をする。そういう 状態で、実験者が被験者に向かって「7」というと、突然、 深層心理に残っている指示のスイッチが入り、突然泣き出すのである。 そして、被験者に、何故泣くのか、その理由を説明するように求めると、見事な理由を述べる。 例えば「その時吹いていた風に、ふと人生の無常さを感じてしまった」と言う具合である。 これも、人間が今自分のやっていることから感情を決定することがあるからである。 人間の知覚というのは、その意味では案外アテにならないのである。ということは、 どうせなら、しかめっ面や暗い顔をしているよりも、ニコニコと微笑みながら 生活するように勤めたほうが良いということになる。なぜなら、ニコニコしていれば、 本当にニコニコと笑顔をしなければならないような楽しいことが、自然と見つかるようになるからである。






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