人が無気力になる原因や理由

男と女の恋愛心理学 様々心理学雑学集 人が無気力になる原因や理由



うつや無関心、無気力、無感情になるのは、人が失敗を学習し、 その状況から抜け出すのを諦めてしまう心理が働いている。 スポーツ選手ではスランプに陥るといった呼び方をすることがある。 フィギュアスケートでは、ある一部分のジャンプだけなぜか飛べなくなったり、 野球では、どうしてもボール球やすっぽ抜けた玉を投げてしまうこともある。 会社では今まで我慢していたけど、上司の言葉や仕事のストレスでいよいよ精神が参ってしまい それ以降は耐えられなくなってしまう。 主婦でも、子育てに追われるストレスから、無気力になり性格が依然と変わってしまうことがある。 今まで調子が良かったのに、どんどん悪くなる。 人は一度何か悪いことが起こると、また起こるのではないか、と疑う性質がある。 その疑心暗鬼が負のスパイラルとなってスランプに陥るきっかけになるのだという。 そうすると、うつや無気力、無関心、無感情という諦めの心境となって表に出てくる結果となる。 一度そのスパイラルに嵌ってしまうと、脱出するのはなかなか困難である。





絶望の心理は人が行動する意欲を消失させる

こんな心理実験がある。 犬を囲いの中に入れ、鼻や手で触れればエサが出てくる装置を置いておく。 初めのうちはすんなりエサが出てくる。 しばらくしたら、そこのスイッチに触れてもエサが出てこないようにする。 すると、最初はチャレンジする。しかし、 どうやってもそれが不可能だとわかると、犬は挑戦する気が無くなってしまう。 しばらくした後、エサが出てくるように仕掛けをし直しても、 「スイッチを押してもエサが出てこない」という事実を学習してしまったことで まったく行動に起こさなくなってしまうという。
これは人が無気力になるプロセスと酷似している。 最初、犬は「努力すれば、食料が得られる」ということを学んだ。 このことを心理学用語では、努力と結果の「随伴性」 を学習すると言っている。 人間にも、努力をすれば報われる。ということは非常に大切な概念で 行動や活力の源であることは言うまでも無い。しかし、エサを貰えない期間が続き 無いと錯覚してしまったとき、この犬は「 努力しても報われない」という絶望を学んでしまった。 つまり「非随伴性」を学習してしまったのである。 これを学習無力感といっている。こうなると、気力は沸いてこない。 人間なら、努力してもなかなか結果が出ない、大スランプといったことだろうか。 こんなとき人間はふてくされてどこかへ遊び歩いてしまったり、無気力、うつなどになったり、 少年少女であれば、ギャルやギャル男のようなファッションなどをして仲間を集めようとする。 一度「非随伴性」を学習してしまうと、犬も人間も簡単には立ち直れないのである。 したがって、恋愛や学校の勉強、ビジネスやスポーツで努力がなかなか結果に表れないとき、 この無力感の学習を避ける工夫が必要になってくる。 具体的には、自分が失敗した原因を自分以外のものに転換してしまうのだ。 恋愛でうまくいかない時、悪いのはこの服のせいだ。として服装を変えて気分転換を図る。 スポーツ選手はげんかつぎといって、右足から家を出なかったから悪い、 と適当に責任を摩り替える。その事によって心理にかかるプレッシャーを回避するのだ。 簡単に言えば、ポジティブシンキングや楽天家思考といったところだろう。 無気力の原因は絶望にあるのだから、将来に希望を見出す力が あれば簡単に改善できる。何をやっても駄目だと思っていると 本当に駄目になってしまう原因になる。無気力を改善したいのなら、 何かしらの希望を自分で見出さなければならないのだ。 スランプ脱出のカギも希望を持つことにある。自分がやるべきことを よく考えるのだ。






    男心をくすぐるラブコスメ        モテ胸バストアップマニュアル




男と女の恋愛心理学

男と女の恋愛心理でモテる

男心と女心をつかむ心理学

しぐさでわかる男と女の心理

様々な心理学雑学集

男と女の恋愛心理学コラム

モテ胸バストアップマニュアル

男心をくすぐるラブコスメ

うまくいく結婚の心理学



モテたい男の恋愛心理講座

モテたい女の恋愛心理講座

簡単にできる結婚相手の探し方




Copyright 男と女の恋愛心理学 all rights reserved.