好きな顔のタイプと言うとイメージしがちなのが、 ビジュアル系、ホスト系、ストリート系、 エグザイルのヒロ、などと言われたりするが、 確かにその要素もあるが、実は容姿や身体的能力の良い悪いよりも 顔色の方が男の魅力としては価値が高いことが 心理学の実験で明らかとなった。 これらの検証結果はモテない独身男性にとっては朗報となるとともに、 女性にとっては嘘みたいに驚愕する事実でもあるだろう。 強そうで男らしい顔より、血色の良い健康的な顔の方が女性にとっては魅力的らしい。女性は黄味と赤味の強い肌色の男性を好むとする 最新の調査結果が発表された。肌の黄味と赤味は、伴侶を選ぶ際に重要な要因となる健康の証だという。 たとえば、人種の別なく、果物や野菜を豊富に食べる人の肌は黄色がかっている傾向があり、肉体的に健康な人は血液と皮膚に酸素が 豊富なため赤みが強くなる。逆に、皮膚に損傷や疾患があるような青白い肌は免疫系の弱さを示すと考えられるためか一般に魅力的とは見なされないと、 研究の共著者であるイギリスのブリストル大学の実験心理学者イアン・ペントン・ボーク氏は話す。 意外にも被験者の女性は、がっしりした顎や盛り上がった筋肉など、男らしいとされてきた特徴を好まなかった。「驚いたことに、男らしさと魅力とは一切関係がなかった」。 この発見は、女性は男らしい風貌の男性に惹かれるとする従来の研究結果に反するものだ。男らしい風貌はこれまで、病気に対する抵抗力やより 健康な子孫などの長期的な資質に関連づけられてきた。 それでは男らしい外見は何の役に立つのだろうか。ダグラスカレッジのデイン氏によると、男らしい外見は健康や生殖能力だけでなく、 社会的な影響力や権力を示すのではないかという。 この説は、“男らしい外見は主に他の男性に誇示するためではないか”というペントン・ボーク氏の研究チームの次の研究テーマとも合致する。 「男らしさは女性に魅力を感じさせるためではなく、同性間の位置づけにおいて自己の優位を主張するためにあるのではないか」とペントン・ボーク氏は語る。 上記の実験結果から、 引き締まったお尻や平らなお腹や腹筋、筋力トレーニングで得た腕の筋肉などよりも どのような食生活をしているかの方が、女性の遺伝子的には 採点基準が高いということである。 心理的に好きなタイプであるからその効果は絶大だ。 もしモテなくて嘆いている男性がいるのなら、 カップラーメンやバランスの悪いファーストフード店で脂っこいものや肉ばかり食べるよりも サラダバーなどを注文して、積極的にサラダを食べる方がモテるということだろう。 草食系男子、肉食系男子と言う言葉が流行しているが、 実際のところ実験データとしては菜食主義者の草食系男子の方が女性の好きなタイプで 、深層心理的に生殖本能が刺激されるようだ。 どんなにスタイルを磨いたり、美容院で髪を整えたりするよりも、 まずは健康で頑丈である証である顔の顔色をバランスよく整え調整することによって 、女性は男性を魅力的に感じるということを心理的に記憶に留めておきたい。 松屋や吉野家でお肉とご飯ばかりの偏った食生活をしている野生的な 肉食系男子で独身の方は、心の片隅においておけばどうだろうか。