孤独感について

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職場で疎外感や孤独感を感じる人が大勢いると聞く。 しかし職場は仕事をする場であって、友達とおしゃべりをする場所ではない。 他人とまったくコミュニケーションをとらない仕事場も存在している。 確かに会社の社員や上司と良好な関係を築くことは重要だが、 それは仕事とはまったく違った生きがいの部分であり、 孤独感や疎外感を感じているからといって 社員としての存在そのものを誰も否定はしていない。 つまり、自己嫌悪であり、自分で自分を追い詰めているだけだ、 周囲を見渡してみればわかるが、人は他人のことなんか考えてはいない。 そんなことをしているヒマはないのだ。仕事で忙しい時に 他の人の面倒や世話なんてできるわけがない。 楽しくおしゃべりなども多くの人ができない。 和気藹々とした雰囲気だけが世界ではない。 世の中は意外にも沈黙や静寂の中にこそ 本当の姿が隠されているものだ。 私は社会人経験があり30歳で新人看護師になり、 1年目は相当いじめられましたよー。クスクス笑われ、 バカにされました。今は2年目です。2年目になり、 1年目が入ってきて先輩の厳しい目から逃れられて嬉しい毎日です。 1年目は本当に何をしても叩かれますから気にせずに。 それから新一年生が入ってきて、遅ればせながら気付いたこと が沢山あります。1年目の動きや発言を見ていて、ようやく去 年の自分を客観視するようになりました。 先輩とのやりとりで大切なことは、仕事を覚えようとしている姿 勢だけでなく、覚えた姿をキチンと行動で見せていくこと。 忙しい合間に教えてくれているので「忙しい中、ありがとうございます。」 と言葉に出すこと、とにかく何でも注意されたら「あー、気付かなかった。 見てもらってよかったです、ありがとうございます。」 と言い、小さなことでも「これ◎◎さんがやってくれんですよね。 ありがとうございます。」と言うことが円滑なコミュニケーション の一歩かも。どんな嫌味でも「ありがとうございます。 気付かないままだったらインシデントになるところでした。 すみません、今後気をつけます。」と謙虚に行ったほうが無難です。 女軍隊みたいなところがあるので、謙虚で素直な姿を見せお礼を言うのがベスト。 好かれている先輩を手本にすると尚良いと思います。 声かけてもらえない、新卒の看護師とは扱いが違う… そんなこと多いですよね。でも、こちらから馴れ馴れしく声 をかけるとまた大変ですしね。無理に会話に入ろうとしなくても、 毎日平穏に過ごし、素直に謝る・素直にお礼を言う、 それだけで随分違ってくると思いますよ。 お互いに自分に負けずにイキましょうね。私も今だに覚えが悪くバカ にされていますが、いつか仕事に慣れても、どの人にも優しい看護師で 居ようと心に決めています。 テーマが孤独感というのは大変興味深いもののように思える。  クラインは孤独感について、幼児期の不安の派生物とし、 迫害不安と抑うつ不安から生じるとしている。PSの次元では、 万能的一体感が満たされないことによる孤独感、破壊衝動が投影され、 妄想的危険を感じることによる孤独感、外的・内的に良い対象に頼れない ことによる孤独感が。Dの次元では、生の本能と死の本能の葛藤による孤独感、 全体性を獲得できないことによる孤独感、良い母親を見失うことによる孤独感、 良い対象と強調できないことによる孤独感、異性の持っているものを 所有できないことによる孤独感があるとしている。そして、 孤独感が完全になくなったり、癒されたりすることはなく、 生涯を通じて心に作用するとしているところにクライン理論らしいと思える。 PSポジション・Dポジションが生涯にわたって作用し続けることと関連があるのだろう。 ここでの孤独感はクラインも最初に提言しているように、 内的な問題から生じるものをターゲットにしている。もちろんそれは大事だろうが、 やはり現実的な問題から生じるものもあるだろう。その一つは対象喪失である。 フロイトの「悲哀とメランコリー」では、喪失した対象に対する怒りが 自分に向け変えられることによって自罰的・抑うつ的になるとした。 さらに大切な対象を喪失した際には孤独感をも味わうことであろう。 クラインはさまざまの大切なものを人生の過程の中で喪失してきた。 兄や夫、息子。さらに娘はクライン派から離脱した。さらに、 クラインの賛同者であったウィニコットやその他の弟子も離れて行った。 そのような現実的な対象喪失はクラインには多かっただろうし、 孤独感も少なからずあったと想像する。クラインは人生後期になって、 その孤独感をワークしようとしてこの論文を執筆したのかもしれない。 しかし、それは途中で終わってしまったようである。 クラインがあと数年ぐらい長生きしていたらどのような理論展開が あったのか気になるところである。






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