男性が好きな女性のしぐさ
男と女の恋愛心理学 ＞ しぐさでわかる男と女の心理 ＞ イスの座り方でわかる男と女の心理ある夫婦の座り方を観察してみると、 応接室のソファに腰掛けるやいなや、彼らの 結婚生活がうまくいっているのかどうか 、人間関係についてはピンと理解できるものである。 一見どちらの夫婦の妻もなかなかの器量よしで、 応対も愛想も良く、快活そうな人柄と見受けられた。 そこまでは良いのだが、違和感を感じたのは、彼女の相手の男性に対する 席の取り方だった。長いソファの端っこにちょこんと、 やや斜めに男性を見る姿勢で座っていたのだ。 この女性は相手の男性と同棲中に妊娠し、結婚をしぶる彼に 正式な結婚をしてくれるよう懇願したとういきさつがあったらしい。 だから男性よりも自分の立場が低いものであると自覚してしまっていたのだ。 対等な立場の夫婦の場合は普通、隣同士で方が触れ合うかどうかのように座る。 この違いである。 人間が他人との関係でどのような座の占め方、座り方をするかに、 その人間の深層心理が反映するというこのような例は、 誰もが経験しているはずである。 ただ、そのことを意識的に受け止め、 心理学的観察をして、それをどう解釈するかという着眼点や知識を持つか持たないかで 、他人を見抜ける程度の差が出てくる。 特に人間の座り方には人間心理が隠れも無く反映していて当然な理由がある。 上座、下座などと言う言葉にも明らかなように、その社会 、集団の伝統的な上位、下位、あるいは優位、劣位の意識がそのまま繁栄する。 年配者の多い集まりでは、誰がどこに座るかで主催者 や参加者の間で妙な譲り合いや揉め事などの悶着が起こることが珍しくない 。そして、全ての人間は生物的な縄張りの意識である、ボディゾーンを持っている。 そこに侵入されると不快になり不安が生じる。 このボディゾーンの中にどれだけ入れるかは その人と相手の関係性によって変化する。 座る時に観察すると心理がわかる方法には三つのポイントがある。 一つは相手との距離、 相手に対してどの方向 に座るか、そして姿勢である。 まず、座る距離は、まったくの他人同士なら当然不快感や不安感を持つであろう 至近距離に席を取っている場合は、親密な関係である。 次に向かい合って座る場合は対峙関係といい、対立関係や、まだ警戒心が 解けていない状態であるとわかる。 恋愛初期の恋人同士などはこの方向に座りやすい。 それに対して親密な関係になると 隣同士の横と横一列になって座る。これは深い愛情で 結びついたカップルの座り方の特徴である。 人は好きな人の隣に座りたいと心理的に思うのだ。 つまり、飲み会で斜め横や隣に座ってくる異性が いれば大いに脈ありなサインであると読み取れる。 次に姿勢だが、 イスに深く腰掛ける人は権力志向が強い。深く座り 足を投げ出すのは、すぐに立てない姿勢である。 これは自分が優位であると誇示している肉食系と言える。 それに対して、 イスに浅く腰掛ける人はすぐに立ち上がって逃げ出せる状態だ。 これは劣位で相手に恭順の意を示しており、 無意識で相手の話を聞こうと身を乗り出している。 ある種の緊張状態であるといえる。 以上のように、男と女の座り方のしぐさや態度を見ると 恋愛心理が手に取るようにわかるということだ。
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