目つきというのは男と女の本性を如実に表している事が多い。 人は何かに視線を向ける時、その人の性格の根本にあるもの、フィルターのようなものを通して世界を見ている。 同じ物を観察しても、人によって感じ方や考え方は違うものだ。それらの心理的な違いは目つきに表れやすい。 興味や関心、男性が好意を持っている女性を見る時、男性の瞳孔は開き、瞳に輝きが増し、キラキラとしているのが見て取れるようになる。 例えば恋人同士、両想いのカップルの目は明るく輝いていて目つきも表情もハツラツとして見るからに幸せそうなオーラを出している。 逆に嫌いなものや敵意のある人を対象として見ている時は、目が濁っていたり、どことなく嫌そうな感じというのが目つきからにじみ出ているのがわかるだろう。 このように人の目つきを見ればある程度の性格やその時の本音、本心や心理がわかってくる。
・目が大きい人
目が大きいというのは物事への好奇心や興味が人一倍強い性格であることが多い。
目が大きいというのはそれだけ周囲へ関心があり多く情報を取り入れたいとする本能に基づくものである。
感受性が強く、人の気持ちを考えたり、コミュニケーションが活発で友人関係が多い人は目が大きい人が多い。
一度行動を起こせば早いが物事に対して飽きるのが早いのも目が大きい人の特徴である。
恋愛面では、ストレートにアタックしてくる人が多く、しぐさや態度によって好意を見抜きやすい。
優しくて責任感があり、人の事を考えながら問題解決を図ることができるので、リーダーや先頭に立つ人には目が大きい人が向いています。
・目が小さい、細い人
目が大きい人は積極的で物事にすぐ食いつくところがあるのに対して、目が細い人や小さい人は用心深く思慮深いところがある。
性格は保守的な傾向が強く、大胆なチャレンジをしたりすることは少ない。しかしコツコツと積み上げるような努力をするのが
得意で、知らないうちに力をつけていることが多々ある。目が大きい人に比べると慎重派で計画性があり、じっくりと考えてから物事に取り組む事が多い。
恋愛では、付き合う人を決めるまでが長いが、一度恋人同士になると長続きすることが多い。
目が大きい人は情熱的だが、目が小さい、細い人は少し淡泊な性格である場合が多い。
・タレ目、眠そうな目をしてる人
表情や容姿だけで判断すると一見やる気が無さそうに見えるかもしれないが、実は心の奥底ではメラメラと燃えるものが
あるケースが多いのがこのタイプ。普通の人と比べても眠そうな目をしている人は、どこか大らかでドンと構えていて
安心感がある。自分に自信があり、他人の評価等にあまり興味がないため、常にだるそうな顔をしているのかもしれない。
しかし、眠そうな顔をしている人はやることをやっていて、行動は人一倍早いという事が多い。
見た目だけ判断していると足元を救われる、案外根にある性格は優しく正直で信頼できる。
恋愛では彼氏、彼女を一途に愛して滅多な事では別れないだろう。眠そうな目をしている人は、人よりも心理的に一本太い芯があるのかもしれない。
・目つきが鋭い、険しい人
一見すると不機嫌に見えたり、敵対心を持っているかのように見える。
しかし、それは常日頃のストレスやうまくいかないことが顔の表情に出てしまっているだけの可能性がある。
本当に怖い人、中身のドス黒さ、性格の腹黒さを感じさせる人は無気力な目、据わった目をしている事が多い。
目つきのキツイ人は、これまで経験的に人とあまり打ち解けたりする機会が無かったケースが多い。
しかし、実際は人とのお喋りや触れ合い、コミュニケーションを求めている傾向が強く、一度打ち解けると
簡単に仲良くなれたりする。強面の職人、などを思い浮かべるとわかりやすいだろう。
この手の人は、見た目は怖いかもしれないが案外人情深く心強い味方になってくれる。
恋愛ではこの手の人はギャップ効果で優しさをより感じさせるためか恋人ができやすい傾向がある。
目つきが怖い人というのは存外友達になりやすい性格をしていることが多いものだ。
・イケメン、美男や美女を見る時の視線
人間の心理はわかりやすく。自分の好きな容姿やルックスをしている人を見る時の視線は
瞳も瞳孔も大きく開き、数秒間は凝視する。表情は硬いかもしれないが、視線は嘘をつかない。
意識していても無意識のうちにでも、興味のあるものや魅力を感じた人には自然と視線が向けられる。
それは男性でも女性でも同様で、本能で心理的に見つめてしまうのである。
もしそこで、相手と目と目が合えば、ニコッと微笑んだりして、お互いに安心感や親近感が持てると、
声をかけて恋愛が始まるかもしれない。恋は視線から始まる。下ばかり見ていると
自分に興味を持ってくれている異性を見逃してしまうかもしれない。姿勢を正して周りを見回すよう習慣づけると、
思わぬ恋のチャンスが巡ってくるかもしれない。