日本人の男女は年々平均身長が伸びてきて、
背の高い高身長女性が増加してきた。
スタイルも昔と違い、七頭身や八頭身のスラリとした
モデル体型も珍しくない。洋服や服装も
欧米のサイズに近づきつつあるし、金髪や茶髪に染めている人の
中には、後ろから見ると、外国人かと見間違える人もいるほどだ。
輸入ファッションは、もはや当たり前だが、
最近では、デパート内で帽子を買う人も増えてきたという。
少しまで間で、帽子は日本ではそれほど一般的ではなかったが、
最近ではデパートで乳母車を引いて買い物をしている主婦までが
帽子をかぶっているのを頻繁に見かける。
帽子と言うと、登山やハイキングでかぶっている人は多いが、
普段から日常生活で帽子を愛用している人は、かなりオシャレのセンスがある。
日差しの強い時はつばの広い帽子を、都心の室内でショッピングをする時は、
つばの狭い帽子、スポーツや運動をする時は、スタジアムキャップと、
その日のファッションや目的に合わせて帽子を選択している。
このような人は心理的にオシャレの性質を持っていて、色やセンスもよく、
帽子をかぶっている姿が様になる。自分に似合うものを
うまくコーディネートしているのだ。その人達にとって、
帽子はただの日よけではなく、自分の個性をよりアピールするためのファッションなのだろう。
洋服選びをする時も、「この服にはあの防止が似合う」「この帽子だと
雰囲気が悪い」というように、帽子は服装と同じように自己演出をする道具なのだ。
欧米の上流階級などでは、正式な場や社交界のパーティなどに呼ばれると、
帽子をかぶっている貴婦人が少なくない。ダイアナ王妃も、良く帽子を愛用していた。
日本では、まだまだ帽子の愛用者は少ないが、室内でも帽子をかぶっているような人は
、常に、自分が他人の目にどう映っているかを心理的に考えている。
自分のファッション感覚に自信があり、自意識が高い人と言えるだろう。
帽子を被っている人は、細かい気配りができるような
感覚の鋭い人が多い。恋愛においては、些細なしぐさや態度、サインなどを行動から
相手の心理を読み取り、気持ちを計り知れる性格、察する能力のあるタイプと言えるだろう。