男も女も、好意を持っている相手には視線を向けて、しぐさや態度の行動、会話や言葉 、メールや電話などのメッセージで好きと言う愛情表現をどこかでしているもの。 相手の隠された意志を受け取れない、鈍感な人は恋愛では不利である。 些細なしぐさや態度、行動などに表れた本音や本心を見逃さないように 、敏感なアンテナを立てて、相手の気持ちや心理状態を鋭く察知できる 技術を身に付けておきたいものだ。相手の立場に立って 気持ちを考えられるようになれば、本命の彼女候補と遊び目的な 関係の違いもある程度は判断できるようになるかもしれない。 人間は単純な生き物で基本的には好きな人や脈ありの場合には「好き」「一緒にいたい」「会話したい」というサインを出し 嫌いな人や脈なしの時には「嫌い」「面倒くさい」というサインやしぐさを出す傾向が強い。 そしてもう一つ、無関心、赤の他人「どうでもいい」という心理状態もある。 大まかに言えばこれらの3つのポイントのうち、どれに 自分が当てはまるのかを考えるのが簡単に男心の心理を理解できるコツだろう。 もし自分に好意を持っているとわかったら、待っているだけでなく、 自分からアプローチしてデートに誘ったり、告白などをするようにしたい。 多くの男女は両想いにも関わらず、お互いが遠慮して弱気になってしまい、 恋愛に発展しないケースが多い。人生を有意義にし後悔しないためにも、好きな人を取りこぼさないように しっかりと捕まえておきたいものだ。
・アイコンタクトの頻度が多い
これは最も基本的な事柄である。人は興味や関心のあるものには
自然と視線が向いてしまう。つまりアイコンタクトの量が多くなる。
モテる人は人への興味が強いため、アイコンタクトが多い。
だから、多くの異性が好きだと勘違いして、惚れさせてモテるようになるのだ。
さらに、視力が良い女性の方は相手の目の中にまで、観察範囲を
広げてみると面白いことがわかる。人は好きな人を見ている時は
瞳孔が開き、黒目の部分が拡大する。これは女性のバストやヒップなどを
見ている時の男の瞳と同様の状態である。相手の瞳孔が大きく開いていたら
それは、間違いなく脈ありの好意サインである。
また、無意識のうちによく目が合うのは非常に相性が良い証拠である。
それは理性を超えて、本能の深層心理の面で、お互いに既に
両想いになっている可能性が高い。しかし、感情を抑制する力や、
自分に対する自信の無さ、疑心暗鬼によって理性的には勘違いだと思ってしまうのだ。
アイコンタクトの視線量が多い異性は、友達としてか恋愛対象としてかは
わからないが、好意を持っているのは確実である。
また、男性は会話中に好きな女性の話を聞いている時に相手の目をよく
見つめてアイコンタクトをするようだ。逆に女性は好きな男に話しかけている時に
相手の目をよく見つめる。
・声をかけてくる
言葉や声をかけてきて会話をしよう、関係を持とうとするのは、
好意の表現でありしぐさやサインである。人は自分と関わりたいと思う人には声をかける性質がある。
これは相手の男性が積極的でアクティブにアプローチしてくる肉食系男子に
限る話で、他の恥ずかしがり屋なシャイボーイや恋愛経験が少なく女性慣れしていないような
大人しい男の場合は当てはまらない。学校や職場で
向こうから挨拶をしてくる場合もそうである。確かに社会人では
仕事柄挨拶をするだけかもしれないが、プライベートで会った時にも挨拶をしてくれて
声をかけてくれるような態度なら脈ありである。
他にも声をかけるのは飲み会での行動でも表れる。
大勢の友人と飲み会をする際、自由席で移動が自由な時に、
いつの間にか自分の隣のポジションをキープして、言葉をかけてきたりして
延々会話をしようと質問を振ってくる。これは非常にわかりやすい
好意のアプローチで、女性の事が好きで口説いているのと同じである。
飲み会というのは楽しむ場であると同時に異性を口説く
交際発展の一面もある。特にそれが、本命女性の場合は、
さらにお熱の状態で、ガツガツと話しかけてくる。その時は
もちろん相手をじっと凝視して見つめてアイコンタクトも大量だ。
付け加えると、「その飲み物おいしい?」などと聞いてきて、
「飲ませて」と言って間接キス気味になるのも恋愛対象として見ている証だ。
ただモテるイケメン男の場合、どんな女に対しても気さくでフレンドリーな
場合があるので、モテるかモテないかをよく見極める必要がある。
また、髪を切った事や服装、ファッションやアクセサリーの変化に
気づいて指摘してくれるのも、興味があるという脈ありの好意サインである可能性が非常に高い。
・メールに表れる好意
男は基本的にメールを連絡手段と捉えていて、
できるだけ無駄な雑談などをしたいと思わない。
それに対して女は感情の共有や無駄話、相談事などをメールや会話で
するのが好きだ。これは男女のコミュニケーション意識の違いである。
まず、第一原則として、メールが途切れない場合は脈ありで好意のサインである。
無関心で彼女にしたくない、一緒に遊びたくない相手とメールを
するような物好きな男はいない。本命か遊ぶから不明だが、恋愛対象として好きな
人としかメールを継続しようとしないのが男である。男側からメールが
来るうちは、何かしらの脈ありで好意があるというしぐさや態度、サインである。
さらに、そのに絵文字や顔文字満載で、ハートマークなどでデコレーションやアレンジしたような
華やかなメールだったらさらに高得点である。男は無駄な作業を嫌うもので、
元来女に奉仕しようという精神や心理はあまり無い。好きな人に興味を持ってもらうために
、絵文字や顔文字、ハートマークなどを挿入してメールを送信するのである。
メールが送られてくるのなら、自信を持って自分からもアプローチや
好意のサインをメールでお返ししてあげよう。
モテる女になりたいなら、男を誘惑して勘違いさせるよう、わざとハートマークを入れる
小悪魔的なモテる心理テクニックを使うのも有効だろう。
・同調行動、姿勢反響、ミラーリング
同調行動、姿勢反響、ミラーリング。これら3つは心理学用語であり、
どれも似たような意味である。恋愛において、好きな人とは
同一でありたい、一心同体でありたいと思うのが人間の持っている心理傾向である。
本命の人や気になる好きな人と、同じ態度や行動、同じ言葉、同じ心理や気持ち、
同じ考え方や思考内容、趣味など、共通点を持ちたいと常日頃から考えている。
愛の究極形態は同じ体、同じ心であるものだと本能的に意識していると
言われている。これは仲の良いカップルや、相性の良い円満な夫婦によく見られる。
例えばファーストフード店で食事をしている時に、
一方の男がコップに手を伸ばして水を飲めば、その数秒後に女性も同じ行動をする。
足を組めばそれと同様の事を、一方が前傾姿勢になれば、相手もそうなる。
一方が髪を触るしぐさをすれば相手もそうなり、一人がどこか
外や遠くを眺めれば相手も一緒になって見ようと視線を向ける。
このように、あたかも相手が自分の鏡のような行動が観察できる。
これは無意識で行われていればいるほど、恋愛の相性が釣り合ってマッチしている
証拠である。人は自分と似た人を好きになる「類似性の法則」があり、
それは似た行動や態度を取る人に対しても有効に作用する。
類似性、共通点が見られると、親近感が沸いて仲間だと思い込み、
結果として好きになるというわけだ。
自分の真似をしてくる男がいたら、それは脈ありである。
真似をするのは好意や興味の対象であり恋愛相手として意識しているということだ。
これは会話や言葉などからもわかる。自分の意見に無理して合わせようとして
くれたり、自分が喜べば喜んでくれたり、悲しい失恋話や浮気話などの恋愛相談
をすれば、好きな人に対して同じ気持ちになろうとする。
モテる人は共感力や聞き上手で相手を理解する傾聴の態度がうまい。
自分と似たようなファッションをしていたり、髪型でも、好きなゲームや漫画
でも、嫌いな食べ物や上司でも、とにかく自分と共通点を作ろうと
してくれるのは好意のサインでありしぐさや態度にも繋がる行動である。