何か知らないが男の子、女の子に真似をされる。 声真似だとかしぐさや態度、などをマネしてくる。といことは良くある。 人が何故ここまで進化したかという一要因に高度な技術の真似ができる というものがある。人は自分の興味や関心のあるもの、好意を持っている好きな人、 尊敬する人、気になる人などの真似をしたがる性質がある。 これは心理学用語では、同一視、などというが、 人は好きな人とは最終的には一心同体になりたいという心理がある。 また、似たような外見、髪型やメイク、服装やしぐさや態度の動きをすることで、 同じ仲間になったり、心理的に共同体になることができる。 つまり真似をするというのはそれは好意を表されているのと同じである。 どこか自分と親近感が感じたりするのだろう。 恋愛対象としてまではいかなくても、友達関係として 好きでいてくれているのは間違いないだろう。 また、流行に流されやすかったり、人に影響されやすい性格タイプの人も 、仲間はずれにされたくないがために、真似をする傾向がある。 小さい子供などはまさにこれにピッタリ合致する。 皆がやっているからポケモンをやったり、 流行っているゲームを親にねだったりするのだ。
人は自分と似た者を好きになるという心理学用語では「類似性の法則」という 気持ちの動きがある。 これは出身校や出身地、所属している学校や会社、同じ趣味、 そして同じ行動に共通点があるなど、類似性があることだ。 これは男と女の恋愛で応用できる 性質である。 例えば、気になる人や好きな人がいるのなら、それとなく 同調するような行動を取ってみる。例えば、大学のサークルや 、職場の飲み会の席で、好意を持っている相手に対して、 まるで鏡のような動作をする。 好きな人が野菜に箸を伸ばしたら、自分も同じような動作をする。 また、飲み物を手にとって飲んだら、自分も相手と同じように飲む。 足を組んだら足を組み、頭や髪の毛を触ったら自分もそうする。 早口なら自分も早口にする。 相手が笑ったら自分も笑顔になる。 悲しそうな時は自分の悲しそうに。 ある方向に視線を向けたら自分も同じ所に視線を注ぐ。 これは約50秒以内に同様の行動や態度、顔の表情をすれば効果があるという。 これは心理学用語でミラーリングと呼ばれている技術で、 まるで鏡に映った自分のようにすることで好きにさせる方法である。 このミラーリングは心理学の実験でも検証されていて、 似たような行動や態度を示されると、無意識のうちに、 気づかないうちに好意や親近感が沸いてくる。 異性ならそれが恋愛感情として意識されるきっかけになるのだという。 人は理性よりも本能、意識よりも無意識に浸透するような 恋愛テクニックはより効果が抜群になる。 それは催眠に近い状況で、より深層心理に響くものだからだ。 もし相手に好意を持たれたい、モテたいと思っている男女は、 相手に感づかれない程度に同調行動を取ってみてはどうだろうか。 また、男も女も会話の途中に相手のしぐさや態度が自分と似た者同士のように 同一になる場合は、それは脈ありサインであり、 好意の態度と言えるだろう。 相性の良い親密度の高いカップルや夫婦などは、ほとんど無意識の状態で ナチュラルに動作が一致するという。 自分から相手を真似する努力をするのもよいし、 相手が自分をどの程度好きなのかを計るものさしにもなる恋愛心理テクニックである。 彼氏や彼女と鏡を合わせたように行動が同じなるのは 相性が完全にマッチしている男と女という証拠である。