超能力者ではないが、目の前の人が考えていることをズバリと
言い当てることができれば、どんなに愉快だろう。
相手を驚かせるばかりでなく、場合によっては
イニシアチブを握って、
相手を意のままにコントロールすることさえできるかもしれない。
私たちは何かの考えに集中する時、目を一定の位置に固定するという。
人によっては、「ええっ」と言いながら目をキョロキョロと左右に動かす。
心理療法を受けた人の臨床例を多数集めて分析した結果によると、
私たちは考えるないようによって、目の位置を変えるばかりでなく、
その内容と目が固定する位置とは一定のパターンがあることがわかった。
分析結果は以下のようにまとめられている。
左右の位置は相手の位置であって貴方から見たら左右が逆になるものとして読んでいただきたい。
また、右利きの人を前提としているので、左利きの人では脳の働きが異なる場合がある。
目が左上を向く−過去の体験、以前に見た風景を思い出している。
目が右上を向く−今まで見たことが無い光景を想像している。
目が左下に向く−聴覚に関わるイメージ(音楽や声など)を持っている。
目が右下に向く−身体的なイメージ(肉体的な苦痛など)を持っている。
これを利用して男と女の恋愛のデート時に、話の途中で、相手が沈黙して
目玉を左上(あなたから見て右上)に固定したら
さり気なく「何か昔のことを思い出してますね」と聞いてみたら
もしかしたら驚かれて関心されモテることに繋がるかもしれない。