モテる男の話し方

恋愛でモテる男とモテない男の話し方の違いとはなんだろうか。周囲の友達などのお手本となるようなモテる男の話し方や態度を見ていればよくわかるだろう。まず基本的には自信がある。女性慣れしていない人は、自信の無さから会話する時に声が小さかったり、滑舌が悪く舌足らずな口下手な場合が多い。そして、それをコンプレックスに感じて、悩んでいる。これらのうち「自信」と「声の大きさ」は最低限モテるためには備えておきたい。初対面や人の印象で重要なのは、メラビアンの法則という数値原則が参考になる。メラビアンの法則では、顔や表情、体や姿勢、服装などの外見が６割。声の大きさやトーン、話すテンポ、喋り方や方言などが３割。そして会話をしている時の中身が１割。という割合で人に対する印象や評価が決まるという。つまり、会話の得点は４０％、そのうち話し方や声の大きさが３割を占める。ここを改善できれば、かなり高得点となりモテる要素、長所になる。また、見た目や外見６割というのは、容姿が整っていたり、格好いい、イケメンだと言うことよりも、表情が笑顔で微笑んでいるか、清潔感があり爽やかであるか、服装がホームレスのようではなく華やかでキチンとしているか、などの評価内容である。女性は男を顔のパーツ事の格好良さで魅力を感じるのではなく、全体像として遺伝子的に自分に合うかどうかを判断する。だから、不細工な男と美人のカップル、いわゆる美女と野獣な恋人同士は多い。話し方は少し矯正して、習慣として意識したりトレーニングすれば、３日もあれば改善する事ができる。ようは努力するかしないかである。

女にモテる男の会話方法

恋愛でモテない男にありがちな誤解として話し方や会話方法を改善しようとする時に、自分から面白い話しをしようとすることになる。まずモテるために第一に考えて欲しいのは女性への気遣い である。人が会話する時に気持ちが良い、心地が良い、安心感があると感じるのはどのような人かと考えると、それは聞き上手で自分の話をうまく聞き出してくれる人である。人は人から自慢話や嬉しかった話し悩み事などを聞いている時よりも、自分が相手に悪口や愚痴、成功体験などの話題を話している時の方が気分が良く気持ちよいと感じる。そしてその話をしていて面白い、気持ち良いという感覚がそのまま男へのイメージへと変換され、好きな人、好意を持っている気になる人という位置づけに心理的になる。つまりモテる男は絶対的に聞き上手でなければならない。若い頃からモテていたというロンドンブーツの敦という芸人がいるが、彼は世渡りがうまく今ではコメンテーターや司会者的なポジションを確保している。どうしてこのような立ち位置へと上り詰めたかというと礼儀と聞き上手という２点が備わっていたからだろう。これはモテる男に共通するポイントである。モテる男は女に礼儀を尽くし、挨拶をしてマメな気遣いを欠かせない。そして、ご機嫌を伺う会話を重視し、うまく喋らせる。女性は男に比べて人に話す事でストレスを発散する傾向が強い。男の場合はストレスや不満が溜まると、旅行や機械いじり、車改造など物や行動で発散するが、女性は誰かに相談したり会話をすることで日頃の鬱憤が解消されるのだ。だから、彼氏候補として考える時、話を聞いてくれるのが重要な要素となる。いくら見た目が格好良くても話が出来ない男は無理、という発現をする女性がいるのはこのためだ。モテたいのなら、自己アピールや自慢話を繰り返して、女を退屈にさせるのではなく、女の心の引き出しにある話題をどんどん喋らせて、溜まっている感情を吐き出させてスッキリした気持ちにさせることが大切である。

・相槌を打つとモテる
人が話しやすくなる要素の一つに、相槌がある。「へぇ、それで」「ほぉー」「凄いね」など相手の話をさらに催促したり同意、賛同したり、共感、したりする。これは頷きや身振り手振りのオーバーリアクションを交えるとさらに効果的である。犬やネコ、人間のロボットでも、ただ直立不動で止まっているだけでは不気味だが、うなずきのしぐさを追加するだけで、人間味がでて親近感が沸いてくる。これと同じで、人が話をしているのに、無表情、無反応で眠ったように聞き入っているだけでは、相手は「この人私に興味ないのかしら」と思って話をする気が失せてしまう。その点モテる男は女に対しての反応が激しい特徴がある。「昨日女友達と映画行ったんだ」と言えば「へぇー何見たのー？」「海猿」「どこが面白かった？」「男臭いタイプが好きなの？」とどんどん質問を振って気持ちよく会話を発展させることができる。「そうなんだー」と最も簡単な相槌を打つだけで会話を終了させてしまうことがない。質問をして相手に話のターンを譲る話し方を心がける事によって、話している女性を気持ちよくさせる心遣い、気遣いができる大人の男性という評価がなされて、それが結果としてモテる事に繋がるのだ。芸能人の石田純一なんてそこまでおしゃべりがうまいとは思えない。彼がモテるのは、女性へのマメな気遣いや適度な愛情表現、そして聞き上手であることが高ポイントとなっているからモテているのだ。話し方が未熟だからといって、自分から必死になってガツガツ話しかけても、女性は引いてしまうだけだ。自分から突っ込むのではなく、相手から吸い込まれるように質問してあげるのが恋愛でモテる男の話し方の心理的な技術である。さらにそこに芸人のようなユーモアセンスがあれば鬼に金棒となるだろう。例え口下手会話下手でも、相手の心理、話したい事を先読みしてそれを質問することで、心地よい空間や恋愛関係を生み出す事ができるのだ。

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