女性雑誌やテレビ、メディアのアンケートで常に上位を キープしている男の性格やタイプの中に、「優しい男」「誠実な人」という項目が ランクインしている。優しい男というと、 常に笑顔で爽やか、どのような人や彼女に対しても甘い人かと思うだろう。 しかsこれは男の誤解であり、実際に 優しい男というのはさしてもてない。 優しいと言っても、ただ単にプレゼント挙げたり、褒めたりするだけでは 優しい男とは思われない。「いい人だけど物足りない」「退屈でつまんない男」 「友達としては好きだけど彼氏にはできない」などと言われて恋愛対象としては 外されて拒否されてしまう。それは刺激不足であるからだ。 実は、女性の言う優しい男というのは最低条件であり、 それだけでは女性は彼氏候補としは満足できない。 そこで注目されるのが、冷たい男という概念である。 普段から冷たく素っ気無いため、稀にぶっきらぼうに優しい言葉や プレゼントを贈られると、普段の冷たい無愛想な態度との ギャップから、優しさが心理に染み渡るのである。 また、冷たい男というのは、人をキチンと叱り自己主張しつつも 相手の話を聞き、教育や調教をするのがうまい。 女性は元来教えられるのが好きな性で、男から 勉強やスポーツ、機械の事などを教えて貰うと非常に嬉しく感じる。 また、叱ることで、自分の事を本気で愛してくれている という勘違い?を起こし惚れてしまうこともある。 男と女の恋愛心理には、嫌われて逃げられると追いたくなるという 心理状態が存在する。ぞんざいな扱いを受けて無視されたりすると、 ツンとした態度が可愛い、と感じる人が一定層存在している。 秋葉などのアニメの街でもツンデレという、表面的には 攻撃的で気丈な態度の女性が、実は後になって内面にある優しさや 愛情からデレる状態になるというメイド喫茶も流行しモテている。 それだけ、ツンデレ、つまり冷たい態度から優しい態度の 融合というものは、男女の心を揺さぶりモテる魅力的な存在なのだ。 簡単に「好き」と好意を表明してしまうよりも、 ちょっともったいぶったり、冷たい態度で焦らした後に 好意を表現するだけで、ギャップ効果による優しい男という像が より女性の心理に響くようになるのだ。
いくら優しくても優柔不断で決断力が無かったり、 精神的に弱く頼りなかったりすれば、包容力が無い男と 判断され、恋愛対象とはならないだろう。 また、女性は精神的に弱ったり体調不良になると 甘えたくなる心理が働く、無理なわがままを言う時もある。 その時に相手の悩み事をしっかり聞きながらも、 跳ね除けるような一線など、確固たる意志を持っている男こそが 本当の優しさである。わがままを素直に受け入れて、 望みを叶えてあげる事だけでは好かれない。 いくら「お金を頂戴」と言ったらくれる男がいたとしても、 それだけでは心の底から好きになることはできず、 モテるのではなく、ただの「都合のいい男」でお財布として利用されるだけだろう。 時には女性の調子乗った態度を叱ったり、矯正してあげるような 冷たい強さを持った優しい男こそが、本当にモテる男なのである。 気が利く、マメであることも重要だけど、細かすぎるのも考え物。 普段無口で無愛想な職人気質の男性や、ギャル男でチャラい男がモテるのは、 自分の中に譲れない何かを持っているからではないだろうか。 ただナヨナヨとしてもやしのような弱弱しい優しさを求めているわけではなく。 父親やお兄ちゃんのような大人の包容力ある優しい強さを女性は望んでいるのだ。 男と女の恋愛心理でモテるにはただ優しいだけでなく、 少しツンデレっぽいところを演出するのがテクニックとして有効だろう。 普段から何に対しても許してしまうような男は、 刺激不足で飽きられてしまうのである。