女性は元々自然と成長していくにつれて、 話の聞き方を身につけている場合が多いが、 男は無関心で無表情、興味の無い素振りなどをしてしまっていることがよくある。 話の聞き方で注意すべきなのは、自分がどのような顔の表情をしているか 、視線は相手の方を向いているか、適切な相槌や質問を振ることができるか、 などのポイントがある。 人が会話をしている時に最も不安なことは、 「この人は私の話を楽しんでいるのかな」 ということである。 退屈そうにしている人に話し続けるのは辛い。 何の反応もない人形に話し続けられる人は少ないだろう。 つまり、この心理にある不安を解消させるような聞き方が 話を聴く上で正解の態度ということになる。 男と女の恋愛でも、聞き上手であるということは大きなアドバンテージになる。 実は会話の主役は話し手よりも聞き手である。 聞き手が相手の男女の会話の引き出しから多くの会話ネタや話題を 引っ張り出せるかが会話の鍵となるのだ。 相手にストレスなく仕事や学校、恋愛の相談事や 楽しかった思い出話などを話させる事ができるようになれば一流であり、 モテることにも繋がる。
・聴く時の表情や目線
多くの一般的な男と女は
人の話を聞いているときに、自分の顔がどのような表情をしているのか気に留めていない。
人が話している時に、自分の表情を気にしているのは、会社員の営業担当
や芸能人などの顔が商売の人ぐらいなものだろう。
しかし、これが重要である。目を輝かせながら興味津々で
こっちを見て、話を聞いてくれる。笑顔で微笑みながら自分の方を見て、話を聞いてくれる人などは、
話している方からすれば、非常に話しやすい。
逆に、つまらなそうなしかめっ面や暗い表情、目が虚ろな人には、
話し続ける気にはなれないだろう。
日常生活でもそうだが、自分がどのような表情をして
相手に対して対応しているのか、鏡でチェックしておきたい所である。
・会話で非常に大切な相槌
相槌は人間の心理に多大な影響を与える。
ただ、「うんうん」と頷いているだけでもまったく違うものになる。
あるロボットを作成し、それが動かないままではただの人形だが、
コクッっと頷くようになると、全然印象が違う。頷く動作を加えるだけで途端に
親しみや人間味が出てくる。
話をしている人もそうで、体が直立不動で硬直していて、
まったく動かない相手では、話している方は、「興味が無いのかな」
と感じて会話が止まってしまう。逆に、ゆっくり頷いたり
「へぇー」「そうなんだー」「それでそれで」など相手の話を
促すような相槌は相手のやる気をアップさせ、次々に話が出てくる
引き金になる。会話のネタや話題で困る、と言う人は、相槌がヘタな
場合が多い。気持ちよく話させる技術を身につける必要がある。
・会話を引き出す質問力
質問をして話を聴き出すために必要なことは、相手に対する
興味関心や、相手の立場に立った心理やものの考え方である。
端的に言えば、相手の心理を先読みするということだ。
心理を先読みするというと高等なテクニックかと勘違いしてしまうかもしれないが、
そこまで難しいものではない。ただ
相手が話したいことを察知して質問すればよいのだ。
例えば、男と女の恋愛模様の一場面で、
女が「こないだ映画を見たんだよー」と言って男が「そうなんだー」
と言っただけでは会話が一方通行で終わってしまう。
ここで発展させるには男が「そうなんだー、何見たのー?」と話を
掘り下げなければならない。これが質問力である。さらに進めると、
女は「海猿みた」と言ったとすると、男が「面白かった?」
そして次には「どこが面白かった?」「俳優は格好よかった?」「好きなタイプは
筋肉のある暑苦しい男なの?」とどこにでも枝分かれさせることができる。
口下手で会話が苦手だと言う人は大抵、一番初めの
「そうなんだー」という段階で止まってしまっている。まさに論外である。
しかし、この文章を一度でも読めば簡単に改善できることがわかるだろう。
相手の話したいこと、心理を読み、相手の立場に立った話したいことを質問する。
困難なようで意外と容易なこのモテる恋愛心理テクニックは
どこにでも応用できる。早い話が、コミュニケーションを円滑にする
質問方法とは、趣味、ゲーム、テレビ、恋愛話、仕事、スポーツ、
などの話題から相手の得意分野や反応が良かったものをピックアップし、
それを掘り下げてツッコミや質問を入れていくというものである。
事前に相手の好きなものを調査して会話をしやすいように予備知識を蓄え
準備しておくとベストだろう。
人は自分の興味の無いことや嫌いなことに関してはいくら話してもつまらないもの。
相手の好きなものを探し当て、それを掘り返せばよいのだ。
特に女は会話をする事が大好きでストレス発散にもなるため、
男よりも女にこの聞き上手になりモテる心理技術は効果的である。