視線は人のコミュニケーションの入り口の役割を果たしている。 赤ん坊はまず、お母さんの方を向いて目でアピールする。 その後、泣き叫んでお腹がすいた、寂しい、退屈、眠い、体調が悪い、痛いなどの 感情を知らせようとする。自分で歩いたり話したりするぐらいの 年齢になると、さらに色々なものに目が行くようになる。 それは視界に入るものの全てに興味や関心があるためだ。 子供を育てたり、兄弟姉妹に子供がいる人ならわかるだろうが、 成長した大人に比べて、子供は非常に人を見ている時間が長い。 その理由は、大人が持っている欲求を抑制する力が無いためだ。 大人の男女はというと、恥ずかしさや、相手から嫌われていないか、 凝視して視線を浴びせたら嫌われないかと様々なことを考えて、 結果として意図的に視線を外すという行動を取ってしまう。 本当ならば異性同士で、好きな人や好意を持っている人を見つめていたいはずなのだ。 普通なら意識している人、恋愛感情を抱いている人 を存在を確認したら、自然と目を向けてしまうものだ。 つまり気になる男に視線を向けられるということはそれは 脈ありサインを表す確率が高いのだ。
視線の動きはわずかな瞬間の時間で読み取れる心理なので、判断を断定するのが
難しいが色々な気持ちを表しているのがわかっている。
一般的には、
見つめ合う時間
目の逸らし方
しぐさや態度
の3つが重要な判断基準のポイントとなる。
まず見つめ合う時間、視線を感じて、相手の方向に顔を向けてみると、
バチーンと目が合った、その時どれくらい見つめ合っているだろうか。
相手の気持ちを知りたいのなら少し勇気を振り絞って、
相手の目を見つめてみよう。1〜2秒感目が合ってその後に視線が離れたら
、それは、ずっと見続けていたいけど恥ずかしかったり緊張感から
目を離している状態であるから脈ありサインと言える。
すぐにサッと横へ顔を向けて目をそらされたら、興味が無いという態度で
脈なし。目を離す方向が下向きで俯き加減になるようだったら、
相手に対する恭順や敵意はありませんという心理メッセージなので、
それは脈ありといえる。その後見つめ続けてみて、
さらに上目使いでチラチラと覗き見るようだとそれは、
興味や好意の証で、気持ちは見たいと思っているけど、
羞恥心でほんの少ししか見れないという状態の
脈ありサインである。基本的には何度も女性を見るのは惚れているという
心理だろう。惚れているとは言わないまでも好意を抱いてい気になっている
気持ちだろう。
そして最後にあるのは、凝視し続けるというものだがこれには
二つの意味がある。一つは威嚇している状態である。
怖いお兄さんの間では、「ガンをたれる」などという俗語もできている。
相手の目をジーッと睨みつけることで相手を圧倒しようという傲慢な態度である。
これは嫌悪感や敵対関係の表れで嫌いという意味を持つ。もう一つの意味は
目が離せないという心理状態である。これは幼児性が抜け切っていない性格や、
人を信頼しきっている甘えん坊、わがままな性格の人にいて、
人の目をジーッと長い時間見つめても苦にならないのだ。
このタイプの人は非常に好感が持てる人が多い。
変に構えることなく相手を観察するのが得意で安心感がある。
マイペースな性格の人がこのタイプであることが多い。
目が合っただけでトラブルに発展する
現代社会では貴重な存在である。また、
お互いに5秒以上の長時間見つめ合える状態ならそれは両想いで相思相愛である。
どちらかが声をかけてアプローチすればほぼ間違いなく成功するカップルになるだろう。
恋愛心理学の調査で、人は7秒間対象を見つめると恋に落ちると言われている。
好きな人と7秒以上見つめ合っていられるのはラブラブのカップルか結婚した
夫婦ぐらいなものだろう。それだけ
アイコンタクトや視線というのは好意を測る物差し的な役割として
わかりやすいものなのだ。
だから、相手の自分の事を気になる恋人候補としてみているか知りたいのなら、
自分から積極的に視線を合わせてみると良い。そうすれば簡単に相手の
気持ちは計り知ることができる。そして、もし勘違いであっても、
アイコンタクトを交わした男女はそれだけで恋に落ちることもあるのだから、
異性と目を合わすことは一石二鳥で、お得なモテる行動と言えるだろう。