女が男を好きになる時に、常に重要視されているものが二つある。
それは本能を元にして、自分と相手の遺伝子的な相性がマッチしているか。
もう一つは、どれだけ相手から愛されているという実感できるかである。
例えば、非常に不細工と言っては悪いが、
いわゆるヲタク、デブ、毛深いといった特徴を備えた友人の男がいたのだが、
ある美人女性に告白され、彼氏彼女の恋人関係にまで到達したという
体験談がある。まず、相手の女性とは、それまでは普通の友人関係で
会話する程度だったのだが、ある出来事がきっかけで急激に仲が親密になった。
その女性はモテるが故に、男から告白され、そしてその告白を
断った。実は断るのには精神的な負担が結構掛かるもので、ストレスを感じやすい
状態である。その時、不細工の男が優しく声をかけて、
泣いてもいいんだよ、と言ったら、本当に涙を流して男の胸の中に抱かれたという。
そして、「好きです。付き合って」と美人女性の方から告白されたようなのだ。
これは、女性の事を本当に気づかう大人の優しさや包容力、
そして愛情を感じたがために、恋に陥ってしまったケースである。
このように女は男からの好意やアプローチ、愛情を感じると、
自分も相手の事を好きになりやすいという性質がある。
男は頑固だが、女は流されやすい、流行やブランド品を
購入する購買層を見てもそれは、明らかである。
女は男よりも情緒的な生き物で、男からのロマンス溢れる行動や言葉に弱いのだ。
夜景のムード溢れるデート先で、告白されたら流されてオーケーしてしまうのも
、女性が環境やその他の事柄に心理が影響を受けやすいことに起因している。
次にあるのが遺伝子的な相性である。
これは女性特有の嗅覚や第六感(シックスセンス)による部分が多い。
女は男よりも鼻で匂いを察知する嗅覚が敏感で優れていると言われている。
会社から夜中に帰宅した夫から、女物の香水や石鹸の匂いを嗅ぎ分けたり、
あるいは女のフェロモンも鼻で感じることができるという話もある。
女は男に会った瞬間の数秒でその遺伝子情報を嗅ぎ分けて読み取り、
自分の遺伝子から遠い遺伝子を持つ男に魅力を感じ惹かれるという。
それは生存本能から成せる業である。自分と
似た者同士の同じ遺伝子では、何か重大な種の危機に陥った時に、
同じであるが故に全滅してしまうことがある。それでは
子孫繁栄に繋がらない。できるだけ自分の子供を
生き残らせるために、丈夫で健康、尚且つ
自分の育った環境とは別の遺伝子や免疫力を持つ男を
配偶者として選ぶ性質がある。
これは科学的な根拠を証明するのが難しい問題だが、
女性はそのような遺伝子情報を恋人の判断基準としている部分があるのだ。
相性が良い男女はキスをした時の舌が滑らかに絡み付き、
美味しいと感じる。相性が悪い場合は、ザラザラとして不味いと感じるものだ。
手をつないだ時の肌触りの違和感、汗や体臭の匂いが
いい匂いと感じられるかどうかも個人個人、多種多様な相性による
カップリングである。
女性は男の見た目、外見や容姿よりも、愛情や本能的な
要素に心理的に惹かれやすいということである。
子宮でものを考えると言われる所以もここら辺の特性にある。
女性は男性に比べて、好きなタイプが多岐に渡っていて、千差万別にそれぞれ
の女性に好みのタイプが違う。男性のように普遍的な
美しさや可愛らしさ
よりも評価基準としては、遺伝子や愛情の要素よりもランクがワンランク落ちる。
しかし、好まれるタイプの外見や容姿があることは確かである。
最も好まれるのは、清潔感のある男である。
これは容姿や外見、見た目とは関係ないと思う人がいるかもしれないが
、実は女は、具体的な容姿がイケメンであるとか格好いいということよりも
、男の雰囲気に惚れるのである。
清潔感のある髪型、丸坊主やスポーツ狩りなどは男らしさを感じる
髪型であり、尚且つ子供っぽくて可愛いという母性本能をくすぐる作用がある。
下手に髪を流して最近流行の美容院風のツンツンヘアーや無造作ヘアーにするよりも
シャキっとして清潔感ある爽やかな男の方がモテる。
これは会社の面接でも、仕事場でも学校でもどこでも言えることである。
髪がボサボサで無精ヒゲを生やして、ヨレヨレのシャツを着ている男より、
清潔に整っていてスーツを着ている男に魅力を感じるのが女なのだ。
他に、特殊な例として、ミーハーでヴィジュアル系が好きな人は、
髪型がロングヘアーでいかにも音楽活動、バンドでライブをしていそうな
雰囲気の人が好きだ。いかにもガリガリの体型であっても
、ロン毛のヴィジュアル系には遺伝子的に魅力を感じてしまうのだろう。
女性にはあまり一般論が通じる事が少なく、
相手の個性により判断基準や理想像がまったく違いので難しいのは確かである。
しかし清潔感がある男が好きなのはどの女性も同様の意見だろう。
もう一つの重要な要素として、自信というものがある。
男の自信は目や体の姿勢、全てに表れる、自信がある男は、
行動も積極的だし、いかにも勝ち組なオーラが体中から溢れている。
実はこれが男性ホルモンであり、ガツガツ仕事をしたり
運動したりして、活動する男から沢山放出されている。
自信を持っている男は女の嗅覚により男性ホルモンが放出されているのを
感ずかれ、そこに魅力を感じる。自信の無いいかにもおどおどした暗い
表情をしている男はモテない。女が好きなタイプの外見は
自信に満ち溢れて、どんな苦難も力で乗り越えられそうなエネルギー溢れる
男性なのだ。
女が好きな男の体型として、男が良く誤解している事がある。 それは筋肉ムキムキのマッチョがモテると思っていたり、 確かに筋肉は一部の手や腕の筋肉、腹筋が好きな 女性ならば誰もが憧れることかもしれないが、 それ自体はさしてモテる要因とはなっていない。 女が好む男の体型としては、痩せ型、ソフトマッチョが好まれる。 ソフトマッチョを具体的に解析していくと、 まず肩幅が大きい逆三角形の体型、そして、 お腹周りのウエストとお尻が引き締まっていることである。 これがソフトマッチョの体型である。ベンチプレスを挙げる ようないかにも筋肉を鍛えている体育会系とは違って、 へこんだお腹や、小さく引き締まったお尻がもっとも魅力を感じる部位だという。 そして逆三角形の体型は、男の強さのシルエットであり、女には非常に魅力的に映る。 つまり、腕の筋肉だとかは、それほどまで評価されていないのだ。 芸能人でモテる?ともてはやされている石田純一も、 そこまでマッチョではなく、むしろ痩せ型の標準体型である。 女が男に魅力を感じる体の部位は、隆起してゴツゴツした筋肉よりも、 お腹やお尻の引き締まった様子なのが事実である。 これは恋愛心理の調査データからも明らかになっている。 つまり、女にモテたいのなら、筋肉を鍛えるよりも、 ランニングやジョギング、ウォーキングなどで、 お腹周りを引き締めながらお尻を引き締める方が効果的なのだ。 モテる体型の順位を不等号で表せば、ソフトマッチョ>筋肉体型=標準体型=痩せ型> オデブ>ガリガリといったところだろう。 男性の場合はふくよかなお腹は富と成功の象徴であり、栄養が満ち足りている、一部の途上国などでは、 魅力的な体型に含まれることもある。案外お腹が出ている人でも、 クマさんみたいと言って美人や可愛い子が付き合っているケースがあるのはこのためだろう。 ガリガリよりは、ぽっちゃり系オデブの方がまだマシなのである。