女性は男性に比べると恋愛において口説くのが困難であると言われている。 それは生物学的に男を疑い深い心理を備えているからである。 女は一人の男の子供しか身篭ることができず、 さらに、パートナーの男が、子供や自分を保護してくれるかが 生命に関わる程の重大な事項である。 自分を愛してくれているか、一生好きでいてくれるか を確認せずに、ホイホイと男の誘いやアプローチに乗ってしまうと、 子供や自分の安全を外的から守ってくれなかったり、 狩りをして食料を運んでくることを放棄されて、栄養不足に陥ってしまう。 女手一人で子供と自分を養うのは大変だから、男に頼るのは当然の事なのである。 結婚に対しても、現代では食料に匹敵する、金銭面での経済力が非常に重要なのだ。 だから、年上男性である程度地位や収入が高く安定している成功者が好まれる傾向があるのである。 男性はストレートで直球に攻めて行くのがベストだが、 女性はそう単純ではない、女性心理は複雑で細かい感情や 些細な言葉や行動を非常に重要視するところがある。 上辺だけの言葉では、逆に嫌われるきっかけにもなりかねない。 女性の性格タイプによっては、強気で男らしく、 全然気を使わないような人が好まれることもあるのだ。 一部の雑誌などでは、助成を口説くことをやめることで、 かえって興味や関心を持たせるという方法もあるようだ。 女性は男性と違い、がつがつと迫りすぎると、 しつこい男と感じたり、どこか恐怖すら感じることあり、段々とフェートアウト していってしまうのだ。 女性は男性のように瞬間的に恋に落ちる一目惚れなどは少なく、 初めは嫌いだったのに、相手から好きだと好意を示されてようやく 心も体も恋の熱も温まってくるという特徴がある。 女を口説くのは一筋縄ではいかない、 何度も定期的に心を揺さぶるような嬉しい言葉を聞かせる必要がある。 女性に対して有効なアプローチは、 一回の告白よりも、100回の褒め言葉や感謝なのである。 女性は愛情の質よりも、何度も愛を実感させてくれる行動に よって男を信頼し、惚れるように脳が心理的にプログラムされているのだろう。 それこそが生存本能や子孫繁栄に最も適した恋愛心理の構造だから仕方のないこと、 男性は根気良く女性に継続的にアピールし、アプローチしていく必要がある。
女性は、男性のように上辺や外見を褒めてもそれほど響いてこない。
可愛い、とか綺麗、美人だね、と言われるのはもちろん嬉しい事なのだが、
誰にでも言ってるんじゃないか、適当におだてているだけだ、と
疑心暗鬼になって疑ってかかるのである。だから、
女性に対しては男性のように、ただ単に格好いい、イケメンだね、凄いね、
などと言っても、その褒め言葉自体に心理的な効果はあまりない。
女性を褒める時は、女性の心遣いに気づいてあげる事が重要だ。
そしてその事が口説くことへと繋がる。
口説く方法というと、綺麗だとか、可愛いといって、なし崩し的に体を求めると
思われがちだが、女性の場合は、話を聞いてくれたり、心遣いに
気づいてくれる大人の男性に魅力を感じ惹かれる傾向がある。
つまり女性に対しての口説きとは気づいてあげることで、
相手の話を聞いて口説く、相手の事を心配してあげて口説くといった、気遣いこそが
口説くコツなのである。
例えば、デートで一緒に遊ぶ日に、彼女が赤いマフラーをしてきたら、
真っ先にその「マフラー可愛いね、似合うね」と褒めてあげるのだ。
これは顔や容姿など、元々持っている女性の特徴を褒めるのと違い、
女性が男性のためにしてくれた、気遣いを察知して褒めている。
女性が頑張っているということを見つけ出して認めてあげたということだ。
好きな男性のためにちょっと張り切ってスカートをはいて来たのに、
相手はまったく無関心で質問したり、つっこんでくれなかったら、
女性からしたら非常に悲しいことだ。
女性はしぐさや、態度、ファッションや会話などの所々で
男性に気を使って合わせてくれたり、話してくれたりしている。
そこに気づいて感謝することで、モテる男へと繋がるのだ。
良くテレビでも服装を褒めると効果的と言われるが、
それは好意を持っている好きな男性のために女性が必死に考えて
準備した結果がその服装なのである。だからそれに対して
、嬉しいという気持ちを表現してあげれば、女性は
気づいてくれた、感づいてくれたと思って嬉しく思う。
この一連の流れこそが、女性を口説くというものだ。
ナンパ師のように容姿を可愛いだとか美人というのは
女性には上っ面だけの浮気者だという印象にしか映らない。
その女性の努力の結果を探して見つけ出し、それを褒めることで
口説くことが成立する。いわば宝探しみたいなものだ。
女性が髪をバッサリ切ったら、「髪型変えたの?似合うね」と評価し、
髪ピンをしていたら「そのアクセサリー可愛いね」とお洒落を
認めて気分を良くさせてあげる。これこそが恋愛心理で女性を口説くツボである。
そしてもう一つ、口説く方法がある。それは相手にしゃべらせる事だ。
聞き上手な男はモテると言う噂って聞いたことないですか?、
それは事実で、聞き上手の男は仕事場でも学校でもモテる。
それはなぜかというと、女性は常に話していたいと思っているからだ。
女は男に比べておしゃべりが好きで、
どんなにくだらない些細な話題でもどんどん膨らまし続け、永遠と
時間が許す限り会話している。よく近所の道端で
主婦やお婆ちゃんなどが世間話をしているだろう。若い女性は
自宅やカフェ、ファミレスやカラオケで延々と語り続けている。
これは男性ではあまり見受けられない特徴である。
男性は放出する性であり、女性は常に溜め込む性質を持っている。
男の種を溜め込み、ストレスを溜め込み嫉妬する。
男は行動やスポーツをすることが、女は会話をすることが
ストレスの捌け口になっている。
つまり口説くコツというのは、聞き上手になって
女性に快感を感じてもらえば良いということだ。
女性は気持ちよく話せる相談相手に恋をする事が多い。
それは何気ない世間話や恋の話を相談しているうちに、
この人ならずっと話し続けられるかも、という好印象を抱くからだ。
女は会話のコミュニケーションに人生の比重をかなり置いている。
一日に話す言葉の語彙量は、男性に比べると女性は約5倍程多いという。
さらに語学教師、外国語が話せるのは男性よりも
女性の方が多いというのだ。
女は自分の愚痴や苦労話、嬉しい話、成功体験談など
あらゆる話を聞いてくれる男を求めている。
男は女に質問を色々と振ってあげて、それに相槌を打ちながら
頷いているだけで、好印象が与えられ、最終的には好かれる。
その事を理解している人は少ない。自分が自分が、
と話し続けるのは禁止事項で、
会話のネタなどは女性の心理からタンスを引っ張り出して
解放させてあげればよいのだ。
女性は常に溜め込む性、
どこかで、そのため込んだものを解放して排出する必要がある。
その相手が好きな男や彼氏になるというわけなのだ。
つまり口説くとは、女に語らせて、共感し理解して努力を認めてあげる事、
たったこれだけなのだ。
別段難しい専門的な知識や度胸など必要が無い。
ただ何気なく質問を振って、フムフムと相槌を打つだけで、結果的に口説けるのだから、
こんなに楽なことはないだろう。
あとはそれ以前の段階、メールアドレスを交換したりアプローチして、
デートに誘い出すことの方が難しいかもしれない。