初対面の人や赤の他人とお話をする時、
大抵の人は、どこか警戒していて、緊張して身構える。
それはどういう理由かというと、相手の事がわからない。
ブラックボックスな人物だからだ。人は知らない人、
自分がわからないことに対して恐怖や不安、緊張感を覚える。
自分が知らない人だから警戒するのである。
初対面の人と仲良くなる方法は簡単である。
さり気なく、自己紹介してあげればよいのだ。
心理学用語では自己開示の法則といって、心を開いて
プライベートな内容まで話してくれる人には、
安心感が生まれて、自分からも話をしようという空気になる。
例えば、自分の乗っている電車や住んでいる場所、
出身校や趣味などどのような事でも良い。
自分がどのような人間かを解説していけばよい。
一枚の写真を渡されただけでは、その人がどのような人なのか
理解する事はできない。自己開示をすることで、
その手がかりを増やして、自分がどのようなキャラクターであり、
歴史、経歴を持っているのかサラリと示してあげるのが、
簡単に仲良くなるのには最も近道な方法でありコツだ。
そしてもう一つ、相手の真似をするという恋愛心理テクニックが
男も女も共通で、人と仲良くするのに効果的だ
。
相手の女性が声が小さいなら、男性側も声を小さくしてみたり、
相手の話すスピードが遅いのなら自分も遅く、
男と女の似通っている部分が増えれば増えるほど、心理的な親密度は高まり、
仲良くなってくる。これは理性で考えているよりも
、潜在意識や無意識に直接届く恋愛心理テクニックなので、非常に効果的だ。
そしてある程度会話やデートなどが終わって別れて家に帰ると、
今日はどんなことがあったか思い出す。
その時に浮かぶイメージは感じが良くて高評価の印象ならば、笑った笑顔が
脳内に思い浮かぶ、印象が悪ければ、しかめっ面が思い浮かぶという性質が
人間にはある。ボディシンクロニーというこのテクニックを駆使することによって
、ナチュラルでダイレクトに相手の心理の中に自分の良い印象を残せるのだ。
しぐさや態度の真似をすることで、自然と自分の仲間だと感じて、
気を許して好意を持ってしまうのだ。これは一種の暗示にも
良く似た作用である。男と女の恋愛心理テクニックでは、
このように初対面の人に対しても一瞬で打ち解けられる便利でお手軽に使えるもの。人と仲良くなれる方法
があるのである。