若い頃やお互いの関係がまだ明確に確認できていない 段階でデートに誘うのは緊張する。失敗したらどうしよう などと思い悩んでいるうちに時間がどんどん過ぎていき、 ライバルに彼氏や彼女を略奪というか、連れ去られてしまうことも 多い。そのようにならないためにも気になる人や好意を持っている相手を、デートに 早めに誘ってしまいたいものだ。実は 成功率が高まるデートの誘い方というものがある。 何のためにという目的がわかると、人は返事がしやすい。 例えば突然、「今度の週末ヒマ?」と聞かれると答えに窮するだろう。 この人は何が言いたいんだろうといらぬ疑問が浮かんでくる。 そうなると「ちょっとバタバタしてて忙しいかも」 と煮え切らない返事をしてしまう。そして デートに誘おうとした側は、それを聞いて残念がって 諦めてしまう。このようなお互いに微妙な感じになってしまうのが 最も失敗のパターンだ。 せっかく声をかけてくれた好意も台無し。 こういうデートの誘い方は意外にやってしまいがちだ。 このような誘い方は実は凄く下手である。 なにやら理由や目的がハッキリしないお誘いには、誰だって警戒心を募らせてしまう。 もし憧れていた相手や両想いの場合であれば、 目的が何だろうとおかまいなしに、時間が空いてなくても オーケーされるだろうけど、そのような関係は珍しいもので、 初めはどちらかの片思い、一方通行から始まるのが恋愛である。 デートに誘うなら具体的にどこに行くか、何をするかを述べて誘う方法が好ましい。 そしてどのような気持ちや心理で誘うのかも付け加えると良い。 例えば、「映画のチケットがあるんだけど一緒に見に行かない」とメールで 送られてくれば、映画なら楽そうだし行こうかな、と誘いに乗ってくれて成功する可能性が高い。 さらに「パッっと明るく楽しもう」とか「どこかのカフェでのんびりしよう」 などどのようなデートをする気持ちでいるのかもプラスすると、 相手がポジティブで具体的なデート内容を想像しやすい。 そして人は考えれば考えた分だけ承諾する確立が高まる。 好きな異性を呼び出して告白する時も、返事をすぐに要求するよりも、 しばらく考えさせてから答えを聞いた方が 成功率はグーンと高まる。それは 人は悩めば悩むほど良い方向に考えようとする性質があるからだ。 男から告白してくれるんだから優しくしてくれるだろう、 付き合ったらきっと楽しいだろう、心地よいだろう、安心感があるだろう。 などポジティブシンキングな妄想が沢山浮かんでくるのだ。 常にネガティブな事を考えていたら、人は生きていけない。 社会や環境に適応するために、人は自分の心理さえも捻じ曲げる 力を本能として持っているのだ。これは、マインドコントールに近いことなのかもしれない。 過度にストレスがかかると、それを解消するために 自分を適応させる。 この具体的に目的や理由を添えてデートに誘う方法は、その心理を利用した恋愛テクニックとも言えるだろう。 メールでも電話でも同様に使える便利なモテるテクニックである。