友達や彼氏、彼女なのになかなかお互いの仲が深まらないと思ったなら 二人だけの秘密を何か作ると良い。それは二人で 行動して作る秘密でも、どちらか一方の過去などから来る隠し事を 打ち明けることでも良い。 人は相手が自己開示してくれれば、自分も相手に心を開いて 接するようになるという。例えば、 今までどこの学校や地域出身か知らない人がいたとして、 その人が、私は鹿児島の学校を卒業したんですよ、と言われたら どう思うだろうか。この文章を見ただけでも自然と 親近感が沸くだろう。これこそが自己開示の力である。 そしてこの自分の歴史や弱点などの秘密を語ると さらに強力な効果があり、心理的により親密な関係になる近道となる 秘密や隠し事と言っても、それほど重大で深刻な悩みなどを 語る必要は無く。ちょっとしたことで良いのだ。 過去の自分の失敗談やある芸能人やアイドルグループが好きだということとか、 バイトをサボったり早退してそのまま1日で辞めてしまったなどの体験談も 良いだろう。それは作り話でも面白ければ成立する。 会社や学校で嫌いな人の話をメールで相談したり、 愚痴を言い合うのもある種の秘密の共有であり、ストレス解消でもある。 味方や好意の対象(趣味やスポーツ、好きなゲームや漫画)を共有することでも お互いの間柄は親密になるし、嫌悪の対象(嫌いな人、トラブル)を共有 することでもお互いの関係は良好に育っていく。 ただしこれには、初期段階でもお互いの関係が問題であり、 ある程度仲良くなってからの秘密の共有でなければ、 相手と自分の心理的距離感、気持ちのギャップから相手が一歩引いた状態になり、 ぎこちない雰囲気になる可能性もある。 秘密を共有するモテる心理テクニックを使う前には ある程度気軽な話題(天気、テレビ、雑誌、新聞)で 打ち解けてから、さらに深い関係へとステップアップするように心がけよう。 何事も焦りすぎると急いては事を仕損じるである。 男と女の恋愛関係も焦って必死に追いかけすぎると、相手は怖がって逃げてしまうことが稀に 存在するので注意しよう。