嫌いやダメなどの否定はモテない

人の好きなことを頭から否定すれば、敵を作るだけである。例えば、あれ食べようよ、とかどこか旅行に行こうという話になった時に、「私そこ嫌いだから無理」と他人の前で断言しすぎるので、カチンときたり、傷ついたりする人が出てしまう。これが断定的な否定形ではなく、お願いや相談といった形の柔らかい表現の話し方ならまわりの受け取り方も随分違ったものになるはずだ。「～のお店美味しいから行こうか？」「ごめんなさい。私ちょっと～は苦手だから、他の店じゃダメかなぁー」とほとんど同様のことを言っているのに、随分と印象が違う。他にも何か男が自慢話を始めた時に、私それ知らないから興味ない、みたいな冷たい態度を取っていると、モテないし、人間としての成長も限られてくる。男も女も恋愛でモテる人は相手の事を尊重して合わせてくれる。会話や服装、顔や髪型などところどころで褒めてくれるし、肯定して受け入れてくれる。「ダメ」や「無理」「興味ない」などは相手のやる気をそぐ言葉であり、あまり使うのは好ましくないのである。それよりも、相手を受け入れて認めてあげる「いいんじゃない」とか相手に興味を示すような質問をしたり話を聞いてあげることがモテることに繋がる。特に男性はプライドが高く、女性に否定されるとキレたり、ムカついたりしてそれ以降自分から好意を示そうとしなくなってしまう可能性がある。女性も女性で、共感を求める性質の心理を持っているから、男に否定されると、仲間ではないという認識が成されて、恋人候補から却下されてしまうだろう。男も女も自分の趣味や好きなこと、うれしいことなどを否定されると、気持ちが萎えてしまうし少し悲しい。その事が相手への印象となって深層心理に残り、相手への愛情も薄れていくのである。

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