デートや仕事の営業先、アルバイト先で 会話下手で続かないと嘆いている人が世の中には大勢いる。 会話というのは人間同士のことなので相性がまったく一致しない 人とは当然会話がギクシャクして続かないが、いくら苦手でも仕事や電話では必ず会話しなければならない。 男性と女性とを比べると、男性の方が圧倒的に口下手で会話やトーク中のネタ切れを 気にする人が多い。男性は目標や目的を見据え、それを実行するために会話や行動を するため、一直線で端的に話してすぐに会話が終了してしまうことが多い。 これは男性脳の力が強い程その傾向が強くなる。特に日本の職人などは 無口で仕事を黙々とするが会話は下手で苦手という、そのイメージと完全に合致しているのが日本人の男性である。 それに対して女性は、常日頃からしゃべるのに慣れているため、初対面でも緊張せずに 会話のネタをポンポンと提供して会話を続けることができる。男性に比べれば 言語コミュニケーションの経験地の差が天と地ほど違うのだ。男は元々 会話が苦手な性である。それは連絡手段としての言語しか使用しないからだ。 しかし、だからといってそれではモテるトークはできない。 モテるためには円滑な会話ができるように地道に努力する他ない。
デートなどで男性が女性を相手にする場合最も会話が弾むのは、女性にしゃべらせることだ。 女性は元来おしゃべりな生物で、一度調子付かせてあげれば、延々と一人で 気持ちよくしゃべり続けている。それは心を許して好意をもってくれている証明である。 女性は自分が嫌いな人に対しては会話やトークを一切せず接触もしない。 少し前まで恋人同士で付き合っていたとしても、一度別れたら、まったく 話さない女性まで存在する。それだけ女性にとって会話は重要な位置づけなのだ。 男性視点で会話を続かせるにはいくつか趣味や仕事、テレビや本など適当な話題を 出して、相手が好反応を示したものを鋭く察知してピックアップする技術が必要不可欠である。 人は自分の興味関心があるものについて語るのが大好きだ。特に女性は そうである。最近嵌っているダイエット、漫画、ゲーム、インターネットサイトなど、 男性なら止まってしまう話も女性なら何時間でも時間が許す限り話し続けることができる。 女性にとっては会話そのものが最高の快感でありストレス発散にも繋がっている。 男性側はそれをただ相槌を打ちながら聞いているのがベストな選択肢なのだ。 そして相手が気持ちよくしゃべり終えたところで、デートを終了させる。 そうすれば、相手には自分に対して様々なプラスの雰囲気が記憶される楽しかった、居心地がよかった、 安心感があった、包容力があった。と心理的に感じるようになる。 逆に会話がまったく続かず、お互い沈黙や無言で黙ったまま、デートを打ち切ると、 その後の深層心理には、つまらなかった、退屈な男だった、面白くなかった、 窮屈な男だった。というマイナスの記憶が残ってしまうのだ。 会話のネタに困っているのなら、常に新聞やテレビ、ドラマ、映画、 最新情報や流行を敏感にキャッチして予備知識を蓄えておくこと。 そして最大のコツは自分からネタを出すのではなく 相手の心の引き出しを開けて、会話のネタや糸口を見つける。 これが会話上手になる秘訣です。一度質問をして 食いついた話題を深く掘り下げ離さないようにするのである。 世間話でもニュースや最近の経済や景気動向を話してみる、 それがだめならゲームの話題など相手の会話ニーズに合いそうなものを 挙げていき、関心を示したものの話をどんどん押してしばらくはその話題で 場を持たせるのだ。しばらくしたらまた次の話題を探していくという作業である。