日常生活や心理学のデータなどからでもわかるように、男性と女性とでは しぐさや態度、サインに現れるメッセージの量が大きく異なる。女性は男性よりも 感情表現が豊かで嬉しい時は嬉しそうな言葉を発し体でもそれを表現する。悲しいときも怒った時も 男性よりも感情の起伏が非常にわかりやすい。しかし、男性は 言葉に関してはストレートでぶっきらぼうなため、わかりやすいが、非言語メッセージ、 いわゆるボディランゲージはなかなか見えてこない。表情の変化にしても、 大抵の男性はポーカーフェイスで無表情である。 男性は多くの生き物と闘わなければならないし、上下関係や威厳を保つためにも 自分の感情を相手に悟られてはならないと本能的に感じている部分がある。 外敵から睨まれた時に怯んだ様子を相手に悟られては負けてしまうからである。 実際にはそこまで体力が強くないのかもしれないが、表面的に強がっていることには意味がある。 男性ホルモンは自信がある男性は多量に分泌されると言われていて、 バリバリ仕事をしている会社員やチョイワルの男性などは女性がつい近寄りたくなってしまう性質がある。 とにかく男性はあまり恋愛で脈ありサインや感情をサインとしては出さないのである。 だから、彼氏が彼女からプレゼントを貰っても、内心では喜んでいるかもしれないが、 あまり嬉しそうな顔をしてくれないかもしれない。 とはいえ、その少ないしぐさや態度のメッセージからわかることは沢山ある。むしろ 女性よりも発するメッセージの数自体がが少ないために、わかりやすい部分もあるかもしれない。
基本的に男性は女性よりも直線的なアプローチをすることが多い。例外的に恋愛経験が少ない(彼女いない歴=年齢のシャイボーイ等)、
文科系でちょっとヲタクチックな人などは、女性にどう接すればいいのか自信が持てずになかなかアプローチしてこない場合もある。
逆に体育会系の男性などは非常にわかりやすくアタックしてくれるため、
受け身で誘いを待っている女性もなんとなく、自信満々の態度で押してくる男性に安心して引っ張られてしまうのではないだろうか。
性格によって脈ありかどうかわかりづらい男性もいるということである。
簡単には次のチェックポイントを観察すればある程度の判断はできる。
・視線
視線の量は人間の心理を計るのに最も簡単な指標になる。相手に対して好意の感情や安心感、優越感など
親しみやすい気持ちがあれば、視線の量は増加する。男性は本能的に、女性のお尻を長時間見る性質があるという
心理学の調査結果がある。つまり、好きな物、好きな人には自然に視線を送ってしまうのだ。
上目使いでチラチラ顔を覗き込んで来たり、横目で見てくるのがわかったらそれは脈ありである。
相手の本音や本心の気持ちを知りたいと思ったら勇気を振り絞って相手の行動を観察してしてみれば簡単にわかります。
これまで、なんとなく普通に過ごしている時、ボーッと顔を上げていると目が合う人がいたりしたことはないだろうか。
それが一度ではなく、何度も視線が交錯し、目が合っても別段緊張せず、リラックスして眺めていられる。
これは相性が抜群な証拠である。人は人と出会ってから数秒で、相手に対する第一印象を形成する性質がある。
視線が合った瞬間「可愛いな、格好いいな」と思えばその瞬間瞳孔が開いて好意の対象を見つめる目玉になっている。
その好意の瞳を見た相手もまた、「自分に好意を持っている人だ」と本能的に感じて瞳孔を開くのである。
逆に「嫌な感じだな、気持ち悪い、キモイ」などという感情が沸き起これば濁った瞳になり、表情も
無意識のうちに険しいものへと変化している。それを感じ取った相手もまた、目を逸らし、「もう見たくもない」と感じることだろう。
人の心理には好意(嫌悪)の返報性という心理学の性質があり、自分に好意を持っている人には好意で返そうとする性質がある。
視線が合うというのは、お互いの好意を確認する初期段階であり最もわかりやすいチェックポイントである。
人がコミュニケーションやアプローチをしてお互いの親睦を深める過程、フローチャートとして、まず視線を交錯、目を見つめ合って相手に敵意が無いか確認する。
次に近づいて声をかける、その次に肩や手などボディタッチへと発展していく。
相手が余程のシャイボーイやウケミンでもなければ、視線が合う回数が多いというのは脈ありサインである可能性が非常に高い。
ただ、目と目が合うだけで、それ以上に発展しないもったいなくて残念なケースが非常に多い。
ここで一声、挨拶でもなんで話しかけることができるかどうかが恋愛の分かれ道と言っても過言ではない。
自分から彼氏や彼女、恋人を掴み取って獲得してやるんだという積極性が成功の鍵である。
・しぐさ、態度
男性は細々としたしぐさよりも単純でまっすぐな態度のアプローチをしてくる場合が多い。
わかりやすいのは、やたらと話しかけてきたり、学校で同じクラスの男子がよく挨拶してきたりちょっかいを出して来たりなどである。
飲み会の席などでも、いつの間にか隣の席にいてやたらと近距離にいたりして、
自分にばかり話しかけてきたりと態度としては非常にわかりやすいものです。
他にもボディタッチをしてきたり私物を勝手に使ったり借りたり、とにかく
自分に関わってくる態度を取る男性は間違いなく脈ありです。
しぐさとしては、体の正面が自分の方へ向いている。または、足のつま先が自分の方向を指している場合。
他には、会話中や目の前にいる時に後ろ髪や前髪をポリポリ掻いたり、鼻の下や口元を触ったりするしぐさは、
緊張や隠し事、照れ隠しをしているしぐさで脈ありサインの可能性が高い。
これとは逆に、体が自分と正反対の方向、そっぽを向いていたり、腕組みをして自分を守るかのような
態勢、ポーズをしている時などは脈なしの可能性が高い。
会話の仕方などでも男性の脈ありサインがわかる可能性がある。
男性は好きな女性の話を聞くときに相手の目をよく見つめ、女性は好きな男性に話しかけている時に相手の目を見つめるという。
つまり、会話をしている時、男性が真剣に自分の話を聞いているかどうかが好意がわかるチェックポイントとなる。
話しかけてみると、恋愛経験豊富な人であれば、しぐさや態度からある程度脈ありかどうかは雰囲気でわかるものである。
他に、男性と会話のネタが無くて無言の沈黙状態になったりしてしまうのが悩みという女性やカップルもいる。
しかし、これは相性の問題で、夫婦生活がうまくいってる場合は、逆に対して会話をしなくても
うまくいっている場合もある。これは恋人同士でも同じで、沈黙を共有できる程深い仲である場合もある。
ただし、どちらかがお喋り好きで、その時間退屈してしまったり、飽きてきたら、それは別れが近いということになる。
会話に関しては話し上手か聞き上手か、話好きか聞くのが好きかなどお互いの性格によって千差万別の相性があるので、
自分とマッチする人を探すのが良いだろう。おしゃべりするのが面倒臭いと感じている男性は結構いるものである。
むしろ男性は、無言でも一緒に居てくれる女性を彼女やお嫁さんにしたいと思っているものかもしれない。
・メール
携帯メールはもはや現代の恋愛においては欠かせないツールです。
携帯電話本来の通話機能よりもむしろ手紙の交換であるメールの方が人気があると言っても過言ではないでしょう。
メールはシャイで口下手、消極的な男性であっても本音や本心を伝えることができるため、恋愛で非常に役立つものである。
よく悩み事として相談されるのは、メールの間隔についてである。
最近の若い人達の間ではメールの交換間隔の速さが好意の度合いであると間違った判断をしている人が多いが、
大人になるとそうでもありません。アルバイトや仕事でメールの返事をするヒマが無かったり、
性格的にのんびりしていたりマイペースな男性の場合は駆け引きや意図せずに、自然とメールの返信が遅い人がいます。
メールは送られてくるか来ないかが重要な事であり、メールの返信時間などは対して好意や脈ありか脈なしかとは関係がない。
男性は基本的に無駄な動きや無駄話をする事はあまり好まない。つまり、異性、女性に対してメールを
送るということは、少なからず下心や好意があるのは当然のことです。仕事の連絡事項を伝えるような
事務的なメール以外、プライベートな内容のメールを送信してくる男性は、ほぼ間違いなく脈ありで好意があると
言っても過言ではないでしょう。他にはメールの文章が長文だったり短文だったり、絵文字の量などが関わってくることがある。
やはり、好きな人にはできるだけメールを長文にしたり、絵文字やデコメなどで彩り豊かにしたいというのは男性心理としてはあるものである。
動物でも異性を獲得するために自分の体を他の個体より優れているように差別化して、派手にして目立たせたりしてアピールする。
これはメールでも同様で、少し他と違うことをしている自分の魅力を感じてほしいと思っているのである。
ヤンキーっぽい男子がボンタンを履いたり腰パンをしたり頭に剃りこみを入れたりモヒカンにしたりするのにも、
無意識のうちに異性へアピールしたいという心理が働いていると考えることができるだろう。