彼氏や彼女持ち、いわゆる恋人同士のカップルのどちらかに恋心を持ってしまったということは 人生で何度かは経験しているのではないだろうか。 学校で片思いしていた人がいたが、とある風の噂で恋人持ちだと発覚した時程辛いものはない。 大人になると彼氏や彼女が居て当然のような雰囲気になってくるので心理的な衝撃もあまりないが、 恋愛経験も少ない若いころは三角関係や失恋などは精神的に厳しいものがある。 彼氏や彼女持ちだとわかると、途端に「僕には無理だな」「私の事は好きになってくれない」 と思って諦めてしまうかもしれないが、それはちょっと早とちりかもしれない。 男も女も、結婚さえしていなければ、今いる恋人と別れる可能性は非常に高い。 独身同士の付き合いであれば、7割程度のカップルはある程度交際した後に破局しているのではないだろうか。 現在の日本人の離婚率は訳40%にものぼる数値に達している。 結婚している夫婦でさえ、夫や妻が嫌いになって離婚したり、新しい恋人ができて離婚したりする。 正に諦めたら試合終了である。しつこく付きまといすぎるのは迷惑だからやめた方が良いが、 恋人にはなれないけれど友達として長期間デートしたり遊ぶことは彼氏持ち、彼女持ちの男女でも可能である。 惰性でなんとなく付き合っているカップルも意外にも多く。 より自分を愛してくれたり、好きになってくれる人には心がなびいていくこともよくある。 相手が恋人持ちだと聞いて潔く身を引くのも正解だが、少しチャレンジしてアプローチしてみるのも 有望な選択肢である。
彼氏や彼女の恋人持ちにお近づきになるには、まずそのカップルの熱が冷めていることが大前提である。
誰がどう見てもラブラブでつけいる余地のない男女の場合は、さすがに心理的な隙間に入ることすら難しい。
そのような場合は、何か月か、あるいは1年以上の間を開けて別れた頃か別れる寸前などにアタックするしかないだろう。
声をかけたり口説くタイミングは非常に重要である。男と女の恋愛は不思議なもので、どんな不細工であっても、
ピッタリのタイミングで声をかけることに成功すれば、恋人は作れてしまうことが多々ある。
そのような恋愛と同様、相手に恋人がいる時もタイミングが重要なのである。
カップルの共通点として、完璧に理想の交際相手と思っている確率は低い。
今付き合っている人より好きなタイプの人がいれば、心変わりしてしまう。
つまり、今付き合っている恋人よりも魅力的になれるかどうかが鍵となる。
顔や体型、スタイルも重要だが、どれだけ相手の心の中に印象付けられるかが問題になってくる。
・どれだけ自分の事を思ってくれるか
長期間付き合っているカップルや、片方の熱烈なアプローチに押されて付き合ったというケースでは、
一方が冷めている場合が多い。また、そのような人は、押しのアピールばかり繰り返しているため
、人の話を聞いてくれなかったりするものである。よくあるパターンで、
「彼氏の愚痴を聞いてくれる男友達が好きになっちゃった」「彼女が会ってくれないから女友達と遊んで好きになってしまった」
というものがある。付き合いだすと、どうしても恋人同士になってという安堵感から油断してしまう。
すると、彼氏や彼女に対して素っ気ない冷たい態度をとってしまったり、相手してあげなかったりメールや電話、連絡をしなくなる。
それが積み重なると、自然と心理的な距離は離れていき、他の新しい出会いを探そうかなという気持ちになってくる。
そんな時に自分の愚痴や話を興味津々で聞いてくれる優しい異性が表れたら当然そちらになびくだろう。
彼氏や彼女が居ても、自分の幸せを願ってくれて話も聞いてくれるような人を
見捨てる人なんて早々いない。相手に飽きて別れたら、次に恋人候補に挙がるのはこのような人である。
もし結婚はできなくても、一生の友達として楽しく付き合えるかもしれない。
・別れさせる言葉
恋愛心理テクニックとして、相手を別れさせやすい言葉というものがある。
それは「どこが好きなの?」という質問である。
お互い両想いでラブラブのカップルなら「全部」などと言って延々とノロケ話を聞かされるハメになるが、
冷め気味のカップルの場合は、「あんまり無いかも」と言い恋人の愚痴がボロボロ出てくる。
その愚痴を聞いてあげているだけで、その人はこちらに好意を持ち始めることだろう。
人は基本的には自分の事を誰かにしゃべりたい生き物で、それを聞いてくれる聞き上手の人は大好きである。
また、この質問には相手の好きな部分が少ないということを実感させる意味もある。
人間はそこまで長所があるわけでもない。どこか好きかと聞かれると、2、3個ぐらいしか浮かばないかもしれない。
そうすると、「あまりいい人と付き合ってないかも」と少し不安になる。するとそれが
きっかけとなり、少しずつ疑心暗鬼になってきたりしてしまうものだ。この質問は、相手の話を引き出す役割もあり、
もしかしたら別れさせる事も成功する一石二鳥の質問である。ただし仲が良いカップルの場合は
ノロケられる結果になるので注意が必要である。
・優しさを見せる
冷め気味のカップルは相手に冷たい態度を取られている事が多い。
付き合っている人とは別の異性から優しくされると、思わず好きになってしまう。
これは容姿、ルックスやスタイル等の問題ではなく、優しくしてくれることが重要である。
会話をすると、褒めてくれたり、意見に同調してくれる。
これは心理学的には「精神的な報酬」と呼ばれるもので、会話をするだけで幸福感を感じることができる。
人は誰かから好かれたり認められるのが大好きであり、貶されたり悪口を言われるのは大嫌いである。
彼氏や彼女がちょっとしたきっかけで冷たく接している時に、相談に乗ってあげたり優しい言葉や応援を
してあげると効果的である。メールや電話をマメにしてアピールするのも良いだろう。
・告白する
人の気持ちというのはしぐさや態度である程度は理解できるが、
結局最終的にそれが本物かどうかは言葉で伝えなければわからない。
どれだけ「この人は私が好きかも」と思われていても、告白されなければ
インパクトは与えられない。人は好かれると好きになる「好意の返報性」の心理性質を持っている。
告白は確実な好意を伝える。そのため、告白された方としては嬉しいもので、
自分に告白してくれた人の事を好きになる可能性が高まる。
告白から始まる恋愛というものも、初対面でしばらく話した後に告白したが、振られてしまった。
しかし、その後も友達として付き合い続けて、もう一度告白したら付き合うことに成功したという恋愛成就体験談はよくある。
人は過去を美化する思考をする傾向がある。告白してくれたという事実があると、「あの時オーケーしてればよかった」
「本気で好きになってくれたのかも」とどこかもったいないことしたかな、という気持ちが芽生え始める。
そして、その後もう一度アプローチしてみると成功するというわけだ。
これは彼氏持ち、彼女持ちでも同様の効果がある。
気になる人に好きだという気持ちは必ず伝えなければならない。
そこを曖昧にしたままでアピールしても、「八方美人なのかな」「誰にでも明るく接してる人なのかな」
で終わってしまうこともある。積極的に行動して悪い事はない。果敢にチャレンジして恋人をゲットしよう。
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