男性心理が結婚相手に望むこと
男と女の恋愛心理学 ＞ 男と女の恋愛心理学コラム ＞ 男性心理が結婚相手に望むこと男性心理が結婚相手に望む条件は、独身時代に彼女に求める要素とは多少異なっている。 フリーの時の恋愛とは違い、結婚するとなると、実際に妻となり伴侶となり一緒に生活しなければならない。 生活するだけではなく、多くの男性は健康で丈夫な子供を欲しいと考える。 それらを調べると、男性が結婚相手に求める最低条件というものが見えてくる。 若いころの交際関係は、お互いに多少無責任で、楽しくて都合のいい男女を意識して選びがちである。 だが、結婚を考えるとなると、より現実的で厳しい視点による評価が下されはじめる。 女性も結婚する男性の望むものは３高と言われ、高身長、高学歴、高収入と言われる。 食料調達や生活力、経済力に直結する能力はより魅力的に見えるものである。 男性もそれと似たような感覚に近いものがある。
男性が結婚相手に求める条件
・健康な母体
生物にとって最も重要な物は体である。
特に結婚相手の身体能力や遺伝子情報は、子供にも備わるため、より大切である。
男性が女性に興味関心を示したり、魅力的だと思うのは、第一印象における顔や容姿が整っているか、
そしてスタイル、体型が母体として魅力的であるかの２点である。
男性は本能の心理として、健康な子供を産む能力がありそうな女性に視線を注いでしまう。
引き締まってくびれた腰は、ライバルとなる他の男性の子供を身ごもっていない可能性が高いため魅力的に映る。
豊満なバストは、子供を育てる母親としての能力が高いと判断されるためつい好意を持って見てしまう。
また、ルックスが線対称な人は遺伝子的に優れているとされていて、瞬間的に無意識のうちに好感度があがる。
これらの三つの要素は結婚相手の女性に求める三つの身体的特徴である。
お金や性格も大事だがやはり最も重要視されるのは体が健康であること。
できるだけ後世に自分の遺伝子を残す確率を高めるために、パートナー選びにおいて頭の中に残っているオスとしての本能の心理である。
「結局外見重視なのか」と思ってしまうかもしれないが、外見がある程度の水準以上でなければ合格であり、
最低の基準さえクリアしていなければ中身の性格すら見てもらえないのが人間社会である。少なくとも清潔感のある髪型やファッション、
スタイルを維持するための適度な運動などは努力すればできることである。
外見には常日頃考えている事や行動がにじみ出ているもので、外見を見れば中身もある程度判断されてしまうのは
仕方のない事だろう。
・家庭的で優しい人
結婚相手に求めるものには「楽をしたい」という願望や意識が込められている。
男も女もあらゆる意味で相手に楽を求めている。これには「リラックスできる」という意味も含まれる。
恋愛関係では一緒に居て安心してリラックスできる女性はモテる。
これは俗に言う癒し系であり、男性に結婚したいと思わせる性格タイプの特徴である。
男性は常に勝負の世界で生きている。原始時代では毎日狩りに出かける、現代では仕事がそれである。
ストレスばかりの仕事から帰ってきたときに、心が安らぐような女性と結婚したいと思うのは当然ではないだろうか。
そして、安心できることの条件には自分が家を留守にしている間家庭をしっかり守ってくれるかどうかという点も心配事としてある。
料理が上手だったり、整理整頓や掃除が得意だったりすると男性からすれば非常に頼もしいものである。
「私料理が得意なんだ」というセリフは男性に異性として興味を持たせるきっかけになりやすい。
胃袋をつかめば結婚できると言われるように、自分のために美味しい食事を作ってくれる女性を
そう簡単に手放したくないと思うのが男性である。さらに、炊事洗濯などがよくできるしっかりものとなれば、
「子供ができた時も安心して任せられるな」と感じるものである。
優しくて家庭的な女性は、子育てや育児を放棄する可能性が低く、自分と奥さんの間にできた子供を
しっかり育ててくれる。これも結婚相手の女性の望むことである。
独身時代、学生時代の恋愛や交際はルーズでいい加減な性格でも受け入れてもらえるかもしれないが、
結婚相手には多少しっかり者で生活力があり、
そして子供好きな女性を結婚相手として選びたいと考えるのが男性である。
部屋がグチャグチャだったり、不器用で料理が下手な人とは、結婚したとしても夫婦仲が悪くなってしまう。
それらを未然に回避するためにも家庭的であり、なおかつ性格が癒し系で優しい女性が好みのタイプとなるのである。
・浮気をしない
男性も女性も配偶者が浮気することは嫌な気分になるものだが、
男性は女性よりも浮気に対する嫌悪感が強い傾向がある。
男性には独占欲や征服欲、支配欲求のようなものがあり、
自分でコントロールできないことを嫌う。それに加えて
動物的に考えても女性の浮気は男性にとってデメリットしかないという部分もある。
女性は一人の男性の子供しか身籠ることができない。だから、女性が浮気症だったり
男友達と二人っきりで遊んでいたりすると非常に不安になる。
たった一度浮気をされただけでも、自分の遺伝子を持った子供を産んでくれない可能性が出てくるため、
友達として食事をしただけでも危機意識を感じる。
独身時代は自由恋愛だから、多少浮気症な自由奔放な女性でも我慢できるかもしれないが、
それが将来お嫁さんになる結婚相手だと考えると、男性は誠実で清純、貞操観念のある淑女を追い求めるようになる。
これは自分の遺伝子を持つ子供を残したいと思う本能の心理によるものである。
元カレ(昔の彼氏)の話を嬉しそうにしたり、元カレと比較するような発言をすると
急に怒り出す彼氏や夫がいるのはそのためである。これは動物的な本能として
許せないことなので、好きな男性や夫、旦那の前で過去の彼氏の話をするのは相手にもよるが大抵の場合は禁句である。
男性はプライドが高く、精神は意外にもデリケードで人と比べられるのが大嫌い。もし結婚していたとしても
その相手を貶すような悪口や小言などの言葉を発してしまうと、夫婦生活が
うまくいかなくなることは間違いないだろう。
・性格や価値観の一致
かつてはラブラブで愛し合った末に結婚したという夫婦であっても、離婚してしまうことはよくある。
さらに近年は離婚率が高まっているのだという。この時に挙げられる理由の多くは、
価値観の不一致、性格の不一致などという原因で別れたとされている。
一緒に暮らしていくとなると、些細な生活習慣の食い違いから、お互いに対する恋の熱が冷めてしまいやすい。
夫か妻が妙な趣味を持っていてハマり込んでいるだとか、ご飯の味付けが甘すぎるだとか濃すぎるだとか、
必ずと言っていい程、相手に対して不思議な部分が見えてくる。
ここで、文句を言ったりすると険悪なムードになり、一直線に破局まで突き進むこともある。
結婚には「我慢」が必要と言われるように、実際に同棲や結婚生活をしてみると、
相手に譲ったり我慢しなければならないところが出てくるものである。
２４時間同じ屋根の下で暮らしているのは、初めのうちは幸せでいっぱいかもしれないが、
慣れてきてしまうと、逆に一緒にいることが苦痛になってくることがある。
性格や価値観がマッチするようにするためには、結婚する前にある程度調べることができる。
それは、会話の中で相手が抱いている価値観や考え方を聞いて自分のタイプとマッチするかどうか、
体育会系の趣味なのか、文科系の趣味なのか、インターネットやゲームは好きかなど、
それらから知ることができる。恋愛心理学では、似た者同士程お互いに好意を持ちやすいと言われている。
これは結婚相手に求める性格の部分である。
質素な生活をする旦那と豪遊して無駄遣いする妻、これらは相補性として相性が良くなる可能性もあるが、
大抵はアンバランスでギクシャクしてうまくいかない。これは男も女も同様の心理だが、
性格や価値観が似通っている部分が多ければ多い程
相手の事を魅力的だと感じるのである。
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