昔から男心は度胸、女心は愛嬌と言われるように、女性にとって笑顔は 人の心理を揺さぶり恋愛や幸せをつかむ成功のカギである。しかし、 ただ笑っていればいいというほど甘くもないのが人間関係でもある。 場の空気や相手との心理的な距離感を考えずに、とにかく満面の笑みを浮かべているだけでは、 八方美人と言われたり、「幼稚な人」と軽んじられる心配がある。特に大人の社会では 笑いはとらえ方によっては相手への「媚び」であり弱気な印象を与えることになってしまうことがある。 そこで、男女の恋愛やビジネス場面、同性同士のお付き合いでも使える様々なTPOに合わせた効果的なスマイルテクニックを紹介します。
まず基本の笑顔は、ベビースマイル。お風呂上りやマッサージをされている時の
「あー気持ちいい」というほっこりした幸せの表情をイメージすると自然と上手にできるはずである。
このうぶな笑顔は、恋愛の場面においては最強である。男性は癒し系の女性、狩りや仕事から家庭に帰ってきたときに
安らげるような女性を好きになり好意を抱きやすい。二人の距離を縮めたいときはもちろん、気まずくなったときも、
この笑顔でちょっぴりおどけたムードやしぐさや態度を加えて、相手の顔を覗き込むように見つめれば、大抵丸く収まる。
男心をつかむのは包容力があって癒される優しい笑顔である。
一方社会での付き合いはベビースマイルだけでは通用しない。現実の厳しさにもまれることで、
女性としての柔軟性に加えて、知性をプラスすることが大切である。
お気楽な環境に甘んじないで、世間の荒波に立ち向かおう。もし社会のプレッシャーに押され、
険しいきつそうな顔つきになってしまったら、本末転倒もいいところ。どこまでも人間的な純粋さを失わないことが
大前提である。具体的には、目上の人、先輩や上司に対しては、まず一歩下がって、肩をすぼめる。
する心理が謙虚モードに入り、控えめさと相手への敬意に満ちた笑顔が自然とできる。
自分の立場をわきまえている人を、年上や目上の人間は可愛がるから、いろいろと便宜をはかってくれるようになるはずである。
苦手な人やライバルには、男っぽくサッパリとしたムードで、ニコッと一瞬微笑み隙を見せないようにしよう。
相手は出鼻をくじかれ、こちらも変に媚びずに済み、一石二鳥である。
会社の同僚や後輩などに対しては、相手が男性なら、目上の人に対するのと同様、謙虚な笑顔を。
男性は年齢を問わず、控えめな人には必ず力を貸してくれるようになるから結果として得をする。
相手が女性なら、誰とも差をつけたりせず、そつなく公平、平等な笑顔を心がければ、味方に付いてくれることは確実である。
モテる女性は笑顔を自由自在に使いこなせることができる。特に女性の笑顔は男性のやる気を出させたり癒したりする効果があり、
女性に対しても敵対心を持たれず、有効な関係を作る潤滑油的な役割を果たす。自分の表情をコントロールできるようになれば、
世の中怖いものなしといっても過言ではない。さっそく、鏡に向かって笑顔の練習やチェックを始めてみましょう。