世の中の既婚女性の話を聞くと、結婚した後の男性は 独身時代の恋愛時よりも冷たい態度をとるようなるという。 恋人同士だったころは細かい部分に気づいて褒めてくれたり甘やかしてくれたり 気遣いを怠ることなんてなかったが、結婚してからは悪口ばかり言われることもある。 結婚生活を華やかなものだと夢見ている若い女性は大勢いるかもしれないが、 実際のところ、現実はそこまで甘いものではないという。 将来設計やお金に対する不安、生活様式や食事等の価値観や性格のの不一致。 一緒に一つ屋根の下で結婚生活を続けていくと、様々な問題にぶつかることになる。 結婚生活は決して幸せなだけではなく、困難や苦労が沢山降りかかってくるものなのだ。 結婚後の男性心理の変化もその一因に挙げられている。 男性は生物学的には、結婚後に女性に対する気持ちが冷めやすいと言われている。 釣った魚にエサはやらないと言われるものだ。 できるだけ多くの女性に種をばら蒔きたい男性は、生物的に見れば 今の妻の他にも好きな女性と沢山付き合いたいと思っている。いわゆる浮気願望に近いものが 常に潜在心理的にくすぶっている。女性が男性の機嫌を損ねるようなしぐさや態度などの言動を続けていたり 、愚痴や小言ばかり囁いていると結婚していても夫の気持ちはあっという間に離れていく。 これは男性も女性も同じ心理なのだが、結婚するとお互いの関係に安心しきって刺激不足になって しまうことがある。昔は声をかけたりボディタッチしたりしてコミュニケーションしていたのに、 結婚してからの会話というと、無言でのサインやボソボソっと一言「メシ、風呂、寝る」という定番の言葉だけになってしまう。 これはお互いに信頼関係ができていて夫婦として完成しているからできていることだと言えるかもしれない。 しかし、このような刺激不足で退屈な夫婦生活を続けていると、浮気の原因になりかねない。
結婚後は異性のパートナーとの遊びなどは控えた方がよいとされている。 旦那や嫁持ちの人が異性の人と二人きりで遊んだり、家を訪ねたりするのは問題がありそうだ。 「ただの友達」という理由があったり、言い訳?をしたりもするが、 それがもし真実だとしても世間の目はそうは見ない、男女が二人きりで遊んでいたり 密室に居れば、それは公の目で見れば何かあると言われても仕方のないことである。 結婚相手が異性との交友を許すかどうか軽く訪ねてみたりするのもよいかもしれないが、 こういうものは、一度不信感を生むとずっとそれが心の中をグルグル巡って負の感情が増幅してしまうことがある。 結婚相手が寛容で心が広い性格なら大丈夫かもしれないが、独占欲が強かったり 単純で怒りっぽい性格の場合、異性との付き合いを告白すると、離婚にまで発展する可能性も高い。 やはり夫婦円満の秘訣はお互い多少「秘密」を持った方が関係が続くということだろう。 相手の友人関係などは別に夫婦同士で詳細に知る必要はない事で、知らない方がいいこともあるだろう。 結婚相手以外にも浮気相手がいた方が結婚生活に張りが出てうまくいくという潤滑油的な役割になることもある。 全員がハッピーになれる選択肢が最も良いのである。下手に相手を疑ったり不信感を持っても悪い結果しか生まない。 お互いに無関心でありながらも、つながるべきところではつながっている。 このような適度な距離感こそが夫婦円満で長続きする秘訣ではないだろうか。 相手の行動を根掘り葉掘り聞いても仕方ないのである。 結局のところ「〜しちゃだめ」と命令されても人間の行動は強制できないものだ。 ただし、結婚生活を壊したり子供を悲しませるような友人関係はしてはいけないということである。 結婚したのだからそれなりの責任を考えて大人の行動をするように心がけたい。 異性との付き合いは思わぬ誤解を生みやすい。一度人間の心理に植え付けられた不信感は そう簡単には払拭できないので、結婚後の男友達や女友達との付き合いは注意したいところである。