人と人との付き合い、特に恋人同士の付き合いでは身体接触は必ず行われる。 一般的に人のコミュニケーションは、まず視線を注ぎ、目が合ったときに お互い安全かどうか、好意的かどうかの判断を瞬時に行う。 次に言葉に出して声をかけてみる。そして最終段階で ようやくスキンスップやボディタッチが行われるという風にステージが上がっていく。 目と目が合ったり会話をするだけでは、まだ何か余所余所しい他人行儀な気がする。 しかし、そこにスキンシップが加わるとまったく違った関係に見えてくる。 お互いの体を触りあえる関係は相当仲良しで親密な関係の証であり、 さらに回数が頻繁になればなるほどお互いの信頼関係が確固たるものであると言える。 特にこれが異性間での接触ならより性的な意味合いを持ってくる。 普段意識していなければそれほど気にしないことかもしれないが、 相手の方から自分へスキンシップやボディタッチをしてくれる場合は 好意を持っている可能性が非常に高い。 肩を叩いて来たりマッサージしてきたり、手相見せてと言って手を取ってきたり、 どんなものでもそれは好意の証である。嫌いな人に わざわざ自分から声をかけ、ましてやタッチしようなんて言う人はそれほど多くない。 飲み会の席で酔った勢いでベタベタくっついてきたり、肩を組んで来たら それは好きに違いない。人は好きな人や好きな物を見るとついついさわりたくなるものである。 それは興味関心が深いということなのだ。
男性と女性とでは、身体的にボディタッチの感覚のとらえ方が違う。
女性は全身の皮膚や筋肉が薄いので、軽いタッチでも鋭く反応する。
それに対して男性は、皮膚や筋肉が分厚く、外敵から身を守るために鈍感になっている。
男性に対してスキンシップをする時は、少し強めぐらいでないと無反応に終わってしまうことがある。
女性に対しては、少し撫でただけでも、「何すんのよ」とばかりのしぐさや態度ですぐに怒りをあらわにされたりする。
女性から男性にボディタッチをする方が難易度的には低い。このことを男心と女心の基本的な違いとして
恋愛心理の頭に入れておこう。
相手が自分の事を好きか嫌いか判別する方法として、積極的に相手に絡んでみるというものがある。
その時の反応を見ることで、自分に対して好意的かそうでないかはあっという間にわかる。
もし好きな人や気になる人がいるのなら、頭の中でもんもんと悩んでいるだけでなく、
アクティブで大胆に行動してしまった方が手っ取り早いし時間も無駄にならない。
好きな男性や女性がいたなら、とりあえず小手調べとばかりに触れてみるようにしましょう。
その時に嫌な顔をするのか、嬉しそうな表情を浮かべるのか、恥ずかしがるのか、
それによって性格やタイプなどが容易に判断できる。
押せ押せでアプローチするのがいいのか、ちょっと身を引いて様子見した方がいいのか、
うまくいけば相手を惚れさせることができるし仲良くなることもできる。
たった一つの瞬間的なスキンシップだけで膨大な利益が生み出されるのだ。
ただし、例外として一部のプライドや気位の高い人の場合、触られるだけで
嫌悪感を示す人がいるので、そのようなお堅い人は見た目で確認してみて、
怖そうならやめておこう。第一印象の直感などは案外当たるものだ。