好意の伝え方や受け取り方、感じ方などには男女差や個人差がある。
まず、女性の場合は、急すぎるアプローチやデートの誘いなどは
反射的に拒否反応を起こしてしまうことが多い。
好きな女性から嫌われる男性は大抵はこのパターンに陥っている。
「僕がこんなに好きと言っているのに」とガンガン押してがっつくようなしぐさや態度、言動ばかり取っている。
女性は生物的に一人の男性の子供しか身籠ることができないため、吟味して慎重に男を選択する傾向がある。
だから、好きだからと言って、いきなり付き合おうデートしようと言ってくる男にはどこか「チャライ」「軽い」「難破」な
イメージを抱いてしまうのである。まずはグループ交際や友達としての関係を続けて
徐々に恋愛感情を育てていくのが女性の恋愛の仕方なのだ。
女性の恋心は熱しにくく冷めにくいのが特徴である。
一度付き合いだせば長期的な交際になりやすいが始まるまでが難しいのである。
だからメールや手紙などの
返事が遅くても安心できるコミュニケーションをすると、うまくいくことが多い。
メールや手紙は継続的に女性に対して刺激を与えるため、効果的なのだ。また
、女性は男性よりもメールや手紙の文章から受信する情報量が多い。
あたかも男性本人とお喋りしているかのような錯覚に陥って会話を体感しているのだ。
女性に嫌われる人は、お互いの心理的な距離感を間違えて、近づきすぎ、あるいは一歩踏み込みすぎているところがある。
だから、そこを直して少し距離を離してみる、押し引きで言えば引きのアクションをする必要があるだろう。
好きな男性に嫌われる女性の場合は、余程何か悪い事でもしたのではないだろうか。
男性は、多くの自分の子孫の種を蒔きたいと考える性質があるので、なかなか女性を嫌いになることはない。
ある心理学の実験では、初対面でデートやメールアドレス、連絡先交換に応じてくれる人数をテストした時、
女性50人に対しては4人が応じてくれただけなのに対して男性は50人中では37人がデートや
メールアドレスに応じたという。中には既に恋人気分の人もいたという。
男性は熱しやすく冷めやすい恋愛体質で、「好き」という感情のピークが出会った瞬間からすぐに訪れる。
時間がたつにつれて冷めていくのである。
男性に嫌われる場合は、女性自身が無意識の心理的に男性を避けていたり、
怖がっていたり恥ずかしいからと目を合わせなかったり、余所余所しいしぐさや態度
をしている場合だろう。人は心理的には「返報性」の性質があり、相手が自分に対して抱いている感情と
シンクロするような感情を持っていることが多い。
これは気持ちだけではなく、行動や態度、表情などにも表れるもので、
相手が自分になかなか近づいてくれなければ、「気を許していないんだな」
と感じるし、気軽にボディタッチをしたり笑顔で見つめてくれれば、「この人は好きだな」
と思うはずである。プライドが高い女性などは、男性を見下したり、プイッっとそっぽを向くような素振りをする。
だから嫌われやすい。
また、性格的な面では恋人が別れるきっかけとして彼女がわがまますぎて彼氏が付き合うのがめんどうになるという理由もある。
男性視点から見れば、自分の子供を産んでくれる可能性がある女性を自分から積極的に
嫌いになる必要はないのである。つまり男性から嫌われる女性には女性側になんらかの問題があるのだ。
また、例外として相手がシャイボーイの男性である場合は、嫌っているようなしぐさや態度をしていても、
好き避けで実は好きである場合もある。
明るく挨拶したり、フレンドリーにタッチングしたりすれば、その行動は必ずプラスの評価へと作用するはず。
相手に文句や愚痴、悪口や陰口を言ったりしていなければ、そうそう男性からは嫌われないだろう。
相手の対応は自分の行動の鏡であることが多い。
自分の中にある問題点を探し出して改善していく努力をしよう。