男は広い部屋、女は狭い部屋が好き

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模擬裁判を利用した心理学の実験によると、会議や議論をする時、 会場が狭いか広いかで、男と女はまったく異なる傾向の態度を示したという。 まず、男だけのグループでは、狭い部屋で討論をすると、 お互いに意見がぶつかり合い、攻撃的になる。物の見方が偏りがちで 厳しくなった。逆に広い部屋で話し合いをすると、相手との受け答えが スムーズで冷静に対応できて、会議が快適であったと答える人が多くなった。 つまり、男は狭い部屋だと、相手を受け入れる心理的な余裕が無くなり、 衝突を起こしやすくなる。それに対して女性の場合は、小さい部屋だと 終始和やかでフレンドリーな雰囲気の話し合いができた。ところが 広い部屋に移ると、次第に相手に対して身構えるようになり、厳しい判断をするようになったのだ。 女性は平等主義で、仲間意識が強く、自分が仲間だと認める人に対しては非常に優しく 甘いが、赤の他人、自分とは違う群れに対しては厳しく対応する習性がある。 男が警戒するのは近くに居る人物で、女が警戒しやすいのは、 遠くに存在している外敵ということだろう。 この会議の心理実験の結果は、仕事やビジネスで 話し合いをする時に参考になる。女性社員から話を引き出したいのなら、 他人行儀ではなく、親密な共同体となるように小さい部屋で誘導すれば、うまく意見が引き出せる。 逆に男性社員は、公的な場であるかのような広い厳格な会議場の方が リラックスして自然体になることができ、優れた意見が出やすいということだろう。


・恋愛は相手に近づいた者が勝ち
ただし、これらは議論をする場での男心と女心の心理であって、 恋愛場面では、まったく違う。恋愛心理の基本は相手のパーソナルスペースへ侵入することだ。 家デートをする時も、確かに広いお屋敷のような部屋なのも高級感があっていいが、 案外狭いボロアパートの方が本当の意味での愛は深まるかもしれない。 男は、同性からパーソナルスペースやボディゾーンに侵入されるのは、凄く警戒して 時にはギロッと相手の目を睨みつけて威嚇することもあるが、 異性、すなわち女性や彼女から接近されるのは、嬉しいことだと思っている。 これは女性でも同様で、やはり異性に近づかれるのは、理性的には気持ち悪い と拒否するが、本能の恋愛脳では、どこかに近づいてくれて嬉しいと感じている心理があるはずだ。 異性とデートをする時うまくいくコツは、とにかく相手に近づき、さらにできれば 相手にボディタッチや身体接触で好意を伝えることだ。映画デートでは相手の手を 長時間そっと握ることができるし、カラオケでは体を密着させて肩を寄せ合いながら 楽しく歌うこともできる。会議の場では、女性は狭い部屋、男性は広い部屋というのが 心理学的には定番だが、異性との恋愛では、近ければ近いほうがよいという原則 なので、そこは勘違いのないようにしよう。モテる男もモテる女も 異性にあっという間に近づいて挨拶や会話を交わしてメールアドレスを交換してしまう。 男の会議での態度は例外だが、人との物理的距離というのは心理的な距離と大部分は同じものだ。






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