男脳と女脳の違いについてご存じだろうか。男女は性別や体型が違うだけではなく、考え方や思考、心理の状態も 大きく異なっている。一般的に男性は長時間話すことを好む人が少なく、何か一つの物事に熱中して真剣に取り組む という能力を持っている。それに対して女性は能弁でいつまでも時間の許す限りお喋りを続けることが好きで、 女子会、結婚している主婦同士道端で井戸端会議などが開催されるほどお喋りが好きである。そして、複数の物事を マルチに同時進行できるという能力を持っていると言われる。これが男脳と女脳の簡単な違いである。 特に最も異なる点は、男性は趣味に夢中になったり旅行や運動、スポーツなどの活動から心理的に満たされる感覚があるのに対して、 女性は会話をすることそのものでストレスを解消したり、精神的な安定を維持することである。 これは恋愛でも同様で、女心をつかむ男性はは女性の「話したい」という欲求を満たす聞き上手である場合が多いのである。 聞き上手とは質問をしたりツッコミを入れたり、しぐさや態度、視線、目を使っての相槌を打つのがうまいということである。 聞き上手になる方法とはイコール話し上手になる方法でもあり、会話下手、聞き下手な人より親近感が沸き好意を持たれるのは当然だろう。 女性にとってお喋りによるコミュニケーションは人生の楽しみや喜びそのものであるのだ。
女心をつかむコツはずばりデート中いかに口を開かせるかにある。 多くの女性は沈黙よりもお喋りしている時間を好む。 それも、自分の事について話している時が最も楽しく面白いと心理的に感じる。 嫌われるモテない男性ランキングの中に「自慢話や自分の話ばかりする」という項目が含まれている。 男性も女性も、人は全般的に人の話を聞いているよりも、自分の事をしゃべっている時の方が楽しいと思うようにできている。 もちろん専門的な知識を教えてもらっている時などは話を聞いていても楽しいかもしれないが、やはり自分が聞いてほしい と思っている事、今日あった出来事や恋愛話(恋バナ)、変わったこと、仕事が大変だったこと、悪口や愚痴など 自分の事を話している時が一番生き生きとしている。だから、女心をつかむためには、男性陣は 相手の話したいことを質問して、さらにどんどん掘り下げてつっこんだ質問をし、さらに話しやすいように相槌やうなずきのしぐさや 態度などのボディランゲージを加えていくとより効果的だろう。 直立不動で無表情の人に話をしているよりも、笑顔で首を上下に動かしている人に話している方が話しやすい。 相槌や頷き、そして質問やツッコミは相手の話に興味があるという脈ありサインでもあり、相手の存在や 会話を承認して尊重しているという事の証明でもある。女性は自分の話を真面目に熱心に聞いてくれる人に対して好意を抱く傾向が強い。 恋愛相談や就職相談をしている相手に惚れ込んで付き合い、結婚まで発展するカップルは非常に多いものだ。 喋らせることで、相手の話したいと言う欲求、愛されたい、存在を認められたいという願望まで全てを満たすことが可能である。 女性とデートをするのなら、自分が話すよりも相手に適切な問いかけをふり、適度に喋らせるのが恋愛心理テクニックのコツである。