男心と女心がリラックスする恋人との位置
男と女の恋愛心理学 ＞ 男心と女心をつかむ心理学 ＞ 男心と女心がリラックスする恋人との位置女性にアンケートをとったり座談会で質問をすると、幸せだと感じたり、 人気のある態勢に「彼氏に後ろからギュッと抱きしめられる」というものがある。 実はこの姿勢や態勢、位置関係というのは、男心と女心が最も満足してリラックスできる状態なのである。 男心は、女性から頼られたい、弱音を吐かれたり寄りかかられたいと思っている部分がある。 また、支配欲求や征服願望、好きな女性を守りたいという保護欲求なども強く、それに加えて原始時代に、元々狩猟をしていた狩りの習性の名残としても、 女性を後ろから抱きかかえて捕まえている状態は、 男心の本能、心理的に非常に満たされるものがある。 また女心も同様に安心感を持ち後ろから抱きしめられるフェチが多い。 女心の深層心理には、男性は頼りがいがあって守られたいという気持ちがある。 後ろから抱かれるのは、男が女を支えている態勢であるため、この男は力強く守られているという実感が沸く。 また、人は心理的に自分の背後を警戒する性質がある。目の前でネコがガサっと言っても目に見えているからあまり驚かないが、 背後から足音や自転車の男がすると気になる人が多い。それは後ろは目に入らないから不安なためである。 だから、後ろから男に抱かれると、それは一種の盾の状態であり、外敵から襲われるという恐怖感が解消される。 そのため、心理的に包容力や安心感を感じる。このように男が女に後ろから覆いかぶさるのは、 恋人やカップルにとっては、お互いにとって最高の愛情表現にあたるのである。ボディタッチをするまでもなく 体を接触させているので、一体感も新密度も相当深いと判断できる。
男がエスコートし、女が流れに身を任せるのが理想
このように、「守りたい」「守られたい」という男心と女心の性質を利用すれば、好かれたりモテる恋愛心理テクニックにも応用できる。 というよりも、男女の交友関係を持っていると、自然とそうなることが多い。 例えば、車でバーベキューに行く時などは、大抵は男性陣の誰かが車を家から持ち寄って、それに集団で乗り込むことになる。 もちろん運転するのは男性である。この時も、男心の頼られたいという気持ちが出ている。女性を乗せて運転している方は 、女性を操作してコントロールしているようで気分が良いはずである。また、それに乗せられている女性も、女心の奥底で、無意識のうちに そのドライブを見て、守られている、頼りがいがあると感じているに違いないだろう。「彼氏の助手席は私専用」などとのたまう彼女が多いのも このような心理が働いているためである。恋愛において、モテたり好意を持たれたいと思うのなら、 男性は頼りがいがあって、包容力や余裕がある大人の男性になること。女性は、 男性のエスコートやデートプランを認めておだてて褒めてあげること。この２点によって、男女の恋愛関係は 親密に発展しやすくなる。お互いの深層心理に眠っている満たされたい欲求を満足させてあげることで、 お互いに生産性があり、有益な関係になる。そして、気分や良くなったり利益がある人と一緒にいたいと思うのが人間である。 経済力やお金がなくても、このような相手の欲求を刺激するコツの技術を身につけておけば、 あらゆるコミュニケーションや社交の場で人間関係を円滑にするのに利用できるだろう。
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