初対面や初デート時の男心と女心はまったく違う。男性側からすれば、 デートに誘う時点で、既に好意を持っていて、親密で仲良くなりたい思っている。 女性に多少ネガティブな面や欠点があっても、それらもひっくるめて、会う時点で完全に 好意を持っている。 それに対して女性側は、デートの誘いに応じたからといって、まだ男の全てを合格にして受け入れているわけではなく、 警戒心を持っていて、相手を観察して審査していることが多い。もしもそのテストに不合格となれば、 振られたり、次回のデートの約束を拒否されたり、メールや電話を無視されるようになる。男性は すぐに惚れ込んで好きになるが、女性はそう簡単に好きにならず、何かヘマをすれば、すぐに嫌悪感を持ち嫌いになる 危険性をはらんでいる。女性から男性をデートに誘えれば、高確率で成功する。 しかし、男性はデートに誘うのに成功したからといって油断をしていると、 デートに失敗し、恋愛関係が消滅してしまう。男性は女性の恋人選びの試験に受かる必要があるのだ。
・女が好きな男のしぐさや態度
初対面の女性は、基本的には異性からの会話や接触に対して心理的な壁を作っている。
なぜ壁を作るかというと、女性にとっては男性は恐怖の対象であるからだ。
下手な行動をとると、目を付けられてつきまとわれないだろうか。変な人に
狙われたくない、と常に感じて警戒している。だから、初対面や初デートの時はこのような
心理的な壁を壊して、距離を縮めればよい。女性が精神的な壁を緩めるきっかけになるのは、
心理学用語でいう「自己開示」と「笑顔」である。自己開示とは、自分がどのような人物かを
紹介する自己紹介のようなものである。初対面の相手がいるとして、その人が得体の知れない何をしているか
職業すらもわからず、さらに顔にマスクなどを被っていたら、さらに近づきがたいだろう。
しかし、その人が、「東京に住んでいて、職業はケーキ屋です」といったらグッと親近感が高まる。
人はその人を知れば知るほど好きになりやすい。そのプロフィールの中に共通点があれば、
心理学用語の「類似性の法則」も作用し、さらに親近感が高まる。そして、「笑顔」の態度も重要である。
女性は男性の力強さに頼りがいを感じると同時に恐怖も覚える。特に無愛想、無表情、
顔の表情が険しい人などは、怒っているように見えて心を落ち着かせリラックスすることができない。
だから、その恐怖の部分を取り払ってあげればよい。
仏頂面のマッチョよりも、爽やかな笑顔で微笑みかけてくれるスポーツマンの方が安心感があって好きになるのだ。
初対面で女心をつかむのは、この、自己開示と笑顔の恋愛心理テクニックさえできれば、大抵の場面では通用するだろう。
・家に呼んだら遊びに来る女性の心理
メールや電話で家に誘うと意外にもすんなり承諾してくれるサービス精神のある女性が稀にいる。時には
お泊りや宿泊ありの旅行でさえオーケーをする女性もいる。
家デートばかりの人は、お家好きな可能性が大である。
それと同時に、触れ合いをしたいと思っている。
やはり、異性との食事や映画などの外出デートだと、一体感や密着感が少ないし、どこか他人行儀で親密度が上がりにくい面がある。
メル友や初対面の初デートでメールや電話でお家に呼ぶ男心は、あわよくば狙いたいという体目的の気持ちでもある。
それが男にとって最も本能的に求める心理でもあるし、女性と仲良くなるのに近道だから仕方のないことである。
もちろん体だけではなく、本命の恋人候補、恋愛の相手として末永く付き合っていきたい人にも
家に誘うのが男心である。
その家デートの誘いに応じて、自宅に遊びに来る女心は、要求を許すつもりは無い可能性もあり、
ただの友人として遊びに行く気持ちの場合もある。しかし、大抵の場合は、相手の男性に
無意識のうちか、意識的にか好意を抱いていて、
好きだと告白をしてくれたり、ボディタッチや会話でいい雰囲気になれば、そのまま流れに身を任せてしまおうかな、
という相手を信頼して許容する優しさを持っている心の広い女性だと言える。だから初対面や初デートで
家の誘いに応じる女性は人に流されやすく、協調性があり優しい女性だと言える。
このような人は押しに弱い女性が多く、少し強引に迫ったりアプローチすると、断れないという少し天然な性格タイプの人である。
普通の神経をしている女性なら、家に誘ったら「いきなり家?この変態」といった感じでプライドが高く
気を張った態度で断られる。家に遊びに来る女性は楽天的でおおらか、人に対して疑いが無い非常に性格が良い人と言える。