モテ期は人生において3回はあると言われるが、その真偽は定かではない。
しかし男女がモテるのにはある程度一定の理由があり、モテ期が
何故出来るのかも、推測することができる。
恋愛話をしていると「モテ期が来ない」「モテ期がまったくない」と嘆いている人は多い。
モテ期が発生するメカニズムは心理学的には簡単に解明できる。
まず、人から好かれる人に共通するポイントとして「リラックス」
「余裕」の二つの特徴が挙げられる。
大人の男性は、常に余裕綽々で、どんと構えているし、その余裕から女性をエスコートするのも
たやすい。また、女性はその大人の男性の余裕があってリラックスした雰囲気に陶酔し、魅力を感じてしまう。
また、男性に人気がある女性の共通点として、天然系という要素がある。
下手に気を張らず、自然体でリラックスしたホワホワとしたオーラが体中から
フェロモンのようにあふれ出て、男性を引き寄せる。どちらの男女も
どこか優しそうな表情で、吸い込まれそうな雰囲気を持っているのが特徴である。
実は、多くの人に、この「リラックス」と「余裕」の特徴がかけ合わさった状態になる時期がある。
それは、彼氏や彼女が居る時、愛し合っている恋人や結婚相手が居る状態である。
人は特定のパートナーが居る時は、他の異性を無理して探す必要がなく、
がっついてデートに誘うなどしつこいアプローチをしたりせず執着心が無い。
異性に対する会話、しぐさや態度も恥ずかしがる必要がなく適当になる。
だから、フレンドリーに気さくに挨拶したり話しかけたり、ボディタッチも気軽にすることもできるようになる。
一度異性と肌を合わせると、積極性や自尊心が高まるのと似たようなものである。
ような人間的な経験値が上がるために、余裕が生まれるのだ。
そのことで、モテ期になる。モテるとさらに余裕が生まれモテるようになる。正のスパイラル、好循環のスパイラルに
入っていく。逆にモテない人は、きっかけがなければモテないままで、
自信を喪失し、人が嫌いになり、恋愛にも消極的になり、負のスパイラルに陥る。
モテ期の仕組み、秘密が理解できれば、それを作り出すことも容易ではないだろうか。 確かに容姿やスタイル、会話術などに自信が無い人は、磨く必要性があるかもしれない。 しかし、やはり人が人を好きになるのは、見た目やルックスもそうだが、 それよりも心理的に相性が良いと感じるかどうかである。 相手の顔の表情が明るいか、話しやすい雰囲気を持っている聞き上手か、 無意識のうちに親近感を感じるかなどのフィーリングが重要である。 失礼かもしれないが、不細工と呼ばれるような人でも充分にモテることは可能であるし、 実際に容姿が悪くてもモテる人は存在する。 モテ期を作り出す方法のコツは、「自分はモテている」と思うことである。 成功する人の共通点として、自分に対する絶対的な自信、自分を疑うことなく 信じる信念というものがある。「僕はモテません」という事を考えている人は その思考や心理が、表面化し、顔の表情や姿勢、しぐさや態度などに如実に表れる。 逆に「私はモテる」と思っていれば、そのようになる。周囲にモテている人がいるなら その人を真似てみるとよい。真似と言うのは人間が進化した理由の一つである高度な技術である。 真似をしているうちに、自然と真似をしていることが自分がしていることへと変化していく。 「俺はモテるホストだぜ」という考えをもっている人は、それが顔にも態度にも話し方にも 出てくるものだ。モテ期に突入するためには。自分の弱気な心理に押し負けないぐらいの、力強い自信が必要である。 男も女もビクビクと怯えている人よりも、自信がありどんと堂々と構えている人の方が好きだ。 自分の存在を否定するような心理が生まれるようでは、いつまでたっても恋愛の勝者にはなれず、 モテ期はやってこないだろう。