女性にモテない嫌われる男性の共通点として、上から目線で説教をしたり、人のしている事に
口出しするアドバイス好きというものがある。女心の中にあるのは常に平等主義で
和やかな雰囲気にしようという心意気である。それに対して、
高圧的な性格タイプの男性は、その安心感のある空気をぶち壊すぐらい空気の読めない人が多いものだ。
そのような人は大抵は女性にモテない。女性は説教をされたりアドバイスをされるのが
嫌いなのだ。よく恋愛相談や悩み事を受けている男友達や彼氏が、女性の悩み事に対して
解決策を提示したら、「急にキレて怒られた」という話を良く耳にする。
これは女心を如実に表している。女性は厳しく正しいことを述べられるよりも、
オブラートに包むような表現でやんわりと対処してほしいと思っている。
例え女性にアドバイスをする場合でも、女性の話を良く聞いて理解し、
さらに女性に対して質問をして自分の頭で考え、声を出させることで答えを導き出すのがモテる男の
聞き上手と呼ばれる恋愛心理テクニックだろう。
女性の悩み事や恋愛相談はアドバイスをするよりも、ただ聞いて共感して理解して欲しいという
事が目的なのだ。説教はその間逆を行く行動である。
しつこく説教臭い説教やうんちくを語られても、退屈であるか嫌悪感を感じるだけなのだ。
また、女性は職場や友人が大勢居る場所での説教も嫌いである。
平等主義で、誰とでも横並びでいたがる女性は、
自分一人だけの地位を下げられるような発言をされると、途端にモチベーションが下がってしまう。
女性の退職理由で多いものは、仕事先の人間関係やコミュニケーションによる原因だという。
話し相手がいないこともそうだが、基本的には説教や叱ることしかしない上司やお局様が
居座っているような職場だろう。女性は男性よりも、コミュニケーションや人間関係が
良い職場環境を心理的に求める傾向があり、同期、先輩後輩などとの会話などが
うまくいかないと、やる気を失ってしまう傾向がある。
説教をしたり、叱るよりも、笑顔で語りかけ話を聞いてあげることが、女性のやる気を
発揮させるのに一番有効な手段である。
その事も含めて恋愛でもビジネスでも基本的に説教が嫌いなのが女性なのだ。
根本的に女性は説教が大嫌いと言うことを記述したが、実は女性の一部には、説教をされるのが好きな人がいる。 普段から過保護気味で甘えてばかりの家庭環境で育った人などがこの性格に 当てはまりやすいのではないだろうか。従順で流行や人に流されやすい性質を持っていることもある。 年上の男性から、「おまえはもっとできる。」「それじゃ駄目じゃないか」などと言われると、 胸が高鳴るというのだ。確かに教師と生徒の禁断の恋愛というケースは結構多い。 心理的にも、男は人に物事を教えるのが好きで、女は人から教わるのが好きという性質を持っている。 だから、男が手取り足取りを教え、女がその指導を受ける、という従属関係は 男女の心理的には非常に居心地が良いものなのかもしれない。 男心は征服欲求や支配欲求が強く、女心は従順で誰かに尽くしたいという、母性本能に 近いものがある。説教は説教でも、女性を気遣い愛を持って行う説教は、 恋愛関係を進展させるのに大いに役立つこともある。何事も短所には長所、欠点には利点、 などの表裏の性質を備えているものだ。わがままをはいはいとを聞いているだけの 彼氏にならないために、一つ叱ってみるのも、女性を惹きつける魅力的なモテる一因となるだろう。 いつも笑ってばかりの退屈な男よりも、少しムッと怒るぐらいの男のほうが刺激があって 面白いと感じるのが女心というものだ。