男性と女性の会話の違いでも説明したように、会話をする時男性は左脳、女性は左脳と右脳を同時につかっていると紹介しました。 つまり、男性は一つの物事に対して脳をフル稼働させて全力投球する能力があり、女性は複数の作業や物事を左脳と右脳を同時に駆使しながら 同時に処理するのが得意です。女性は脳梁と呼ばれる左脳と右脳の連絡を司る部分が男性よりも太くできていて 左脳と右脳の情報伝達が男性よりも早く行われる。 結婚した夫婦が新聞を読んでいる旦那に話しかけても「おー」だとかいう実質的に話を聞いていないような言葉で返事を返してきます。 このような男性は男脳のパーセンテージが強い人だろう。妻は夫が話を聞いてくれないと嘆き悲しむことだろう。 逆に女性はというと、電話でしゃべりながら料理を作ったり、会話をしながら仕事をしたりすることも比較的簡単にできてしまう。
・男性は一点集中型
男性は、心理的にも本能的にも一つの事に集中力を発揮しやすい。いい意味でも悪い意味でも固執しやすい性格タイプと言える。
好きな物や興味のあるものに一度のめりこむと、なかなか自分の世界から出てこない。
学問や芸術、ゲームや伝統文化、職人的な技術など、男性は人とは変わったものに全神経を集中させて熱中してしまう人が多い。
だから、各方面でちょっと変わった才能を持っている人は割かし男性が多い傾向がある。女性は男性のこの性質をうまく利用すると
関係がうまくいく。男性はいろいろな事を絡ませ合いながらやるのは苦手な事が多い。だから何か手伝ってほしかったり頼みごとがあっても、
一つずつお願いしたり、何か仕事や作業をしていない時に話しかけるようにすると良い。
男性は夢中になっている状態が最も気分が良いもので、それを邪魔されると不機嫌になることもある。
男性が何かに悩んでいる時も、それは一人で悩んでいたいのであって人に話したくはないと思うのが男性というものだ。
自分の弱味を女性に話すことは、敗者であると表明しているようなものなので、男性は悩み事を女性に相談したいとは思わない。
一人で解決策を見つけるまで放っておくことが最善の行いなのだ。
何かに熱中している時に水を差すような事をすると、反射的にしぐさや態度で拒否反応を起こしてしまうのが男性なのだ。
意外とデリケートな心理の持ち主なので、話をあまり聞いてくれていないと思っても、多少は我慢してあげよう。
男脳は基本的に人の話を聞くのは得意ではないのである。
・女性はマルチ型
女性は、左右の脳の連絡がいいため、マルチに物事をこなすことができる。
家事をしながら会話したり、掃除をしながら赤ちゃんのお世話をしたり。他にも会話をする時も男性よりもマルチに対応できる。
しかしその分色々な所に話が飛びやすいという特徴も備えているのが女性である。マルチに物事を考えることができるため、
様々な話が頭から流れ出てくる、そしてそれがそのまま口から自然と出てしまうという具合である。
話を聞いている男性は「何の話をしてるの?」と感じることも多々あるが、女性の話とはそういうものが多い。
女性は話すこと自体に快感を感じるため、男性はシュンとして相槌を打ちながら黙って聞いているとよいだろう。
女が話して男が聞くというのは理想的なコミュニケーションの状態で恋愛や結婚関係もうまくいきやすい。
女性は話しながらも相手の表情やしぐさや態度など、些細な変化を読み取る能力が男性よりも優れていると言われている。
結婚している夫婦では妻は夫が帰ってくるなり、何か様子がおかしいと気づくことがある。いわゆる浮気の臭いというものである。
女性は嗅覚も男性より優れているというデータがあり、浮気を察知する能力や勘、第六感なども優れているのである。
また、イタコや魔女など、魔法を使うのは女性が多い。このような非科学的なものは証明されていはいないが、
物事をマルチに観察しながら感じることができる女性であるため
そのような能力も優れていると考えることも可能である。
男性は悩み事を抱えると殻にこもり自分の世界で考えたがります。かの有名な「考える人」のような心理状態になりたがるのである。
逆に女性は、悩み事を抱えると友達や彼氏などに話を聞いてもらいたがる。この二つは恋愛や結婚生活の破局につながる行き違いになりえます。
男性が不機嫌だったり悩んでいるようなら、愚痴や悪口、小言などを言わないように優しく接してあげよう。
女性の気分が落ち込んでいたり沈んでいたら、男性は進んで親身になって話を聞いてあげるようにしてあげよう。
女性は男性から気にかけてもらったり心配されると嬉しいと感じる。ぎゃくに男性は女性から過度に関わられたり
心配されると、ウザイと感じたり気持ちが重いと感じることもあるので注意が必要だろう。この部分でも男性は
シングル思考、女性はマルチ思考という基本的な心理学の法則が成り立っています。