お金持ちだけど低身長で顔もそこまで格好良くない男性と、 貧乏だけど高身長で容姿端麗、イケメンな男友達、どちらと結婚したいかと聞かれたら 悩んでしまう女性は多いと思う。 経済力というのは子供を育てたり結婚生活をする上では最重要な条件である。 中国から日本に来ている女性は、日本人男性はお金持ちだからという理由だけで、結婚したがるという。 紙幣価値が高い日本人男性を捕まえて、母国にお金を送ってあげれば、家族は豊かな生活をすることができる。 それと似たようなもので、やはりお金があるという安心感は非常に尊重される要素である。 物質的に豊かな男性と付き合えば、その部分では非常に満足した生活が送れるだろう。 一方心理的、精神的に相性が良い男性と結婚できれば、それはそれで日常生活で金銭的なケンカが絶えないかもしれないが、 愛情のある夫婦生活が送れそうでもある。
・女性が幸福感を感じる男性とは
実は心理学の面白い実験がある。お金持ちの男性に「好きです」と愛を告白されるのと、
貧乏な男性に同様の言葉をかけられるのと試したことがある。すると、やはり
お金持ちの男性から愛を告白されると、貧乏な男性からアタックされるときよりも、幸福度が高いという。
同様の実験を男女逆のパターンでしたが、男性はどちらでも同じように嬉しいと感じたという。
つまり、女性は本能としてお金持ち、即ち生きる糧を持っている異性に対して惚れっぽいところがある。
「どうせ金持ちなら誰でもいいんだろ」とまでは言わないが、やはり経済力がある人から
声をかけられると、少しクラッとしてしまうのが女心というものである。
それは生存本能、自分の子供や子孫を残すために必要な判断能力で、やはりお金持ちと付き合えば、
それだけで自分の遺伝子を残せる可能性が高まるのだから、当然幸せだと感じやすいのだとう。
それに対して男心はたとえ女性が貧乏でも、自分の能力でお金を稼いだり食料を調達するので、
どちらでも構わないという心理が働いている。将来の夫になる人にお金、経済力があるかどうかは結婚する妻としては
死活問題であり、最重要項目なのだ。だから、例え人間性、中身重視だと言っても
どうしても金銭的な要素は魅力的に見えてしまうのだろう。
・とはいえ相性の一致が最も大切
芸能人の女優さんが、年収数億のベンチャー会社の社長と結婚したというニュースがよくやっているが、
大抵はその後離婚することになる。お金の魅力は確かにあるのだが、やはり根本的な性格や価値観が合致していなければ
同居したり夫婦生活を続けるのは非常に困難である。結婚したと言ってもやはり他人同士である。
「お金だけ」で結びついている関係は必ずと言っていい程壊れる事になる。
世の中の奥さんのほとんどは、実はそこまで稼ぎの良くない男性と苦労しながら生活している。
それこそ年収200万以下の人で結婚生活を維持している人もいくらでもいるだろう。
昔の日本人なんかはまさにそうで、大部分の家庭は貧乏でお肉なんてろくに食べる事ができなかった。
それを考えれば今の生活なんて非常に恵まれている。人間欲を言い出せばきりがない。
結局のところは心理的な安心感や親近感、お互い一緒にいる時間リラックスできるかどうかが最重要項目だろう。
お互いが居ればそれだけで十分だと思える彼氏、彼女がいるのならそれは絶対逃してはならない結婚相手ではないだろうか。
人間そこまでお金なんてなくても十分幸福になれるものである。