遠距離恋愛は心理的にも先行きが不安だし、やはり好きな人がすぐ傍に居てくれないというのはお互いに非常に不安になる。 それに人間心理は元々去る者は日々に疎しという言葉のように、遠くにいる人への意識というのは段々と薄れていく傾向にある。 普段から電話やメール、手紙などをしてお互いの気持ちや絆、本音や本心などをしっかりと確かめ続けていないと、 あっという間に関係が切れてしまう危うさがある。仕事での転勤先や赴任先で新しい恋人を作って浮気をしまう可能性も高い。 やはり人のぬくもりを感じられない寂しさや日々の仕事から来るストレス等から彼氏や彼女を求めてしまうのは人間としては 当然の事なのだろう。遠距離恋愛をするのなら、遠くに行ってしまう前にしっかりと結婚を前提に付き合っているのか、 真剣な付き合いなのかを確認しておくと良いだろう。お互いの気持ちがハッキリせずうやむやなまま距離が開くと ほぼ間違いなく自然消滅する理由となる。気持ちの確認をするタイミングはお互いの距離が近い時にする方がよい。 遠くにいる場合は、お互いに「キープ」している惰性の関係となってしまう。そうなると当然別れる可能性も高まってしまうだろう。 遠距離恋愛の結婚タイミングは夫、旦那さんや妻、奥さんのキャリアプランがある程度見えてきたり、 仕事に余裕ができたり、仕事を辞めたくなったタイミングなどが結婚しやすいと思われる。 日本は労働時間世界3位であり、やはり仕事面が少子化や未婚、晩婚化の原因にもなっているような気がする。 女性側が仕事を辞めたくなった時や退職した時は結婚の良い機会になることが多い。 やはり、男性は会社員として外で働き、女性は専業主婦として家を守るのは、人間として自然で適した形態なのだろう。
・結婚準備のための貯金や資金
独身のラブラブの社会人カップルの場合、お互いの貯金や結婚準備、同棲のためのお金等が気になりだす。
「一緒に暮らすためにお金貯めようね」なんて言ってますますお互いへの愛情が深まるものである。
結婚すると、結婚式に100万200万円かかったり、育児費用や生活費などが心配になってなかなか結婚に踏み出せない事がある。
しかし、実際のところ、結婚するのにそこまでお金はかからない。結婚式なんてのは、業者や会社に任せず、自分で作ってしまえば非常に安上がりになる。
ただ結婚式での衣装や演出などを考える時間も楽しいのは確かだが、それは案外一瞬の出来事なので、身内での地味婚と呼ばれるものでも
そこまで大差があるとは思わないと感じる。映画でも、愛し合った男女がガラスの指輪を交換しただけで非常に感動するのもので、
その人の価値観次第かもしれないが、お金をかければ幸せになるというものでもないと感じる。
食費や生活費なども働いてさえいれば案外なんとでもなるもので、子沢山の大家族なんて大抵は貧乏でも子供は元気に育ってくれる。
結婚して子供を出産することで失われる代償は、「自由な時間、自由なお金」である。
子供を出産して育てるのは人間にとって最上の喜びである。しかし、他に遊べる時間やお金も子供につぎ込まなければならなくなる。
これは非常に大変な労力である。つまり、結婚するために、必要なのは男性と女性、お互いの覚悟や納得であって、
別段貯金や資金が必要というわけではない。どんなに貧しくても頑張れば案外なんとでもなるものである。
逆にいくらお金持ちであったとしても、「まだまだ足りない、お金が無くなったらどうしよう」などと心配してしまう性格だと、もしかしたら
年収や給料が少ない人よりも幸せではないかもしれない。年収なんて200万円もあれば十分足りるのである。
・結婚したいのなら早めに告白を
女性からすれば、出産や仕事との両立の悩み、男性からすれば、自分の収入で妻と子供を養って行けるのかという
経済的、身体的、精神的な気苦労からくる悩み事等が少なからずある。
結婚すると、お互いに大きな責任を背負わなければならなくなる。だから、急に「結婚しよう」とプロポーズされても
なかなかすんなりオーケーとは言いづらいかもしれない。
だから、もし結婚願望があって絶対この彼氏、彼女がいいと思うのなら、早めに結婚の相談を二人でしておくといい。
もしかしたらはぐらかされてうやむやにされるかもしれないが。結婚したいという意志を告白しておくのは
後々になって必ずプラスに作用する。例えば相手は遊びのつもりでまったく結婚する気が無いのなら、横柄なしぐさや態度
で返事をしたり拒否したりするかもしれない。もし誠実で信頼できる人であれば、真剣に話を聞いてくれるだろうし、
お互いの将来について話し合ってくれるだろう。プロポーズしたら結婚がスタートすると思っている人がいるかもしれないが、
実のところ、プロポーズ無しで結婚している夫婦は案外多いもの。その人達は「結婚しよう」と表明する前に、
「子供は何人欲しい」だとか「将来はどこどこに住みたい」など、結婚した後のお喋りを自然としていって結ばれたのだろう。
つまり、重要なのは愛の告白そのものよりも、どれだけ結婚に対する気持ちの準備をお互いにしているかである。
遠距離恋愛であるのなら、このような結婚に対する議論は早めにしておかないといけない。そうしないと
仕事の忙しさから結婚のタイミングを逃し、そのまま破局して別れるなんてことも日常茶飯事である。
何事も本番の前にする準備への努力こそが重要である。これは結婚でも同様で、相手に結婚するかどうか考えさせる事、
心の準備をさせることが大切である。特に遠距離恋愛は心理的に愛情が薄れやすいので、焦らずとも適度なタイミングで
結婚話を切り出すような積極性は必要である。善は急げで、早く行動するに越したことはないのだ。
そうしないと思わぬところで恋のライバルに配偶者やパートナーを奪われてしまうだろう。
「プロポーズは特別な言葉がいい」なんて悠長に構えていると、大好きな人を逃してしまうことになるかもしれない。
楽しく遊ぶ目的の関係ならキープで十分ですが、
男性からでも女性からでも、今付き合っている人が本気で結婚したい相手なら口約束だけでも
結婚の言葉は述べておいた方がいいだろう。特に恋心が薄れやすい遠距離恋愛では尚更のことである。