男性が恋愛や結婚相手に求めるものの一つに、支配しやすい、征服しやすい、扱いやすいという特徴がある。 これは一見して都合のいい女にそのまんま当てはまる事である。 しかし、男性はわがままで、あまりに簡単に手に入ってしまう女性に魅力を感じない事がある。 非常に美人な奥さんと結婚している旦那があまり可愛くもない女性と浮気をしていたりする。 それには、都合のいい女は「退屈」だと感じてしまっている心理状況があるのではないだろうか。 確かに奉仕精神があることは良いことである。女性は男性よりも尽くしたいという願望が強く。 多少わがままな男性に振り回されるぐらいの方が幸福感を感じやすいように本能ができているという。 いわゆる母性という奴で、ダメ男やヒモにハマって汗水たらして働いたお金をジャブジャブ貢いでしまうのは女性特有の性質である。 このような母性に男性が魅力を感じるのも事実で女性の特性としてとても大切なものである。 ただ、時にはスパイスとして小悪魔系の要素を取り入れてみると、男性がまったく違った嬉しそうな反応を示すことがある。 不思議な事だが、男性はすんなり了承されるのも確かに好きなのだが、拒否されることも案外悪いとは思っていない事がある。 恋愛心理で言うところの焦らしのテクニックとも呼べるのではないだろうか。 小悪魔系の女性は、天然で男性を焦らすテクニックを身につけていて自然と行動に移しているのかもしれない。 ちょっとしたしぐさや態度、視線、目の合わせ方などで、男性を夢中にさせるツボを無意識のうちに理解しているのかもしれない。
・逃げられると追いかけたくなる男心
都合のいい女というと、デートに誘えばいつでもオッケーだったり、夜中に電話やメールをしてもすぐに話せたり返事が返ってきたり、
もっと深刻だとお金を貸してと言えばすぐに貸してくれるまさに女神のような女性だ。
これは男性にとってみれば、ストレスを感じることなく付き合える最高の女性かもしれない。
しかし、あまりに優等生な女性と恋愛をしていると、つい他のチョイワルな女性が羨ましくなることがある。
元々男性の性質として、獲物を追いかけたいという本能がある。
苦労して努力して頑張ってようやく掴み取れる、そういうものに価値を感じることがあるのだ。
都合のいい優しい女性ではすぐにオッケーしてくれる遊びの約束も、小悪魔系の場合は、初めは「えーっ」とか
「やだよ」と言って拒否される。しかし、もう一度お願いしたら、「少しだけならいいわよ」と応じてくれたりするものだ。
これは焦らしのテクニックとして大抵の女性が自然に無意識に行っているものである。
男性が少し強引に誘うのを嫌がって拒否しながらも、実は受け入れる準備はしているという、
モテる女性はここらへんの駆け引きが非常にうまい。嫌よ嫌よも好きのうち、と言われることもある。
これとは違う意味かもしれないが、「嫌だ」とか「だめ」と言われると何故だか男心がメラメラと燃え上がる。
反骨精神というのか、絶対に手に入れたい、欲しいと思わせるのである。
また、小悪魔系の女性は毒舌だったり外見が怖いことが多い。だから、たまに優しくしてくれると、ギャップ効果により
都合のいい女の子以上に心理的に優しく感じるのだ。周囲を見渡してみても、独身として余っているのは、
ギャルやギャル男よりも、優等生で大人しそうな人ばかりである。小悪魔系は女性だけでなく、男性にも当てはまる法則である。
やはり人は、味のない料理よりもピリッと辛い調味料がかかっている食べ物だったり、トゲが生えているバラを好むのだ。
もし今の自分に小悪魔系の性格や特徴がまったくないな、と思う人がいるなら、意識してしぐさや態度、視線や目つきなどを
意識してみると思った以上にモテるようになるかもしれない。
しかし、これらには例外もあり、相手があまりにシャイボーイだったりインドア派で女性との恋愛経験が少ないタイプだと、
逆に嫌われてしまう事がある。体育会系で押せ押せな性格、目標に向かって一直線な典型的な男性であれば、
小悪魔系の女性はより魅力的に見える可能性が高い。少し普通の女とは違う空気を醸し出すと、男性は
思わず「おっ」と興味を持ちアプローチしたくなるものなのだ。服装や髪形を目立たせてみたりすることは異性に対して
効果的なアピールになる。普通ではない事、特殊な事を怖がることはない。
人と違った能力や個性を持っているというのは恋愛や結婚、人生において大きなアドバンテージとなる。
「皆がやっているから」と同じ格好や髪形をしたり、みんなと一緒に同調して行動すること、それらもある面では
大事な事だが、多少面白みに欠けるかもしれない、こと恋愛に対しては目立つ方が有利に働く。
何も恥じることはない。人と違う特徴があるということは、むしろ誇りに思っていいことなのだ。