男心は加点方式、女心は減点方式
男と女の恋愛心理学 ＞ 男心と女心をつかむ心理学 ＞ 男心は加点方式、女心は減点方式男女の恋愛において、恋人候補を選ぶ基準として、男心はプラスの面の数だけ点数が増加していく加点方式。 女心はマイナス面があるだけ点数が低くなる減点方式である。 大抵の男性は、身体的に魅力があふれていたり、容姿端麗で優れていれば、性格が悪かったり腹黒いという特徴も許してしまうところがある。 美人やスタイルの良い女性は、それだけで他の欠点を大部分打ち消しながら、男を落とす武器を持っていることになる。 逆に女性が男性を恋人候補として選ぶ時は、顔が良くても、他の部分で欠点があると、審査に落とされて恋愛相手として 失格にされてしまう。例えば、アイドル並のイケメンや筋肉隆々のマッチョマンであっても、話や性格がつまらない、退屈。 無愛想で無表情だから怖い。顔はいいけど知的な雰囲気がしないから好きじゃない。などの声が挙がり 人気に差が出る。これは女性が減点方式で採点している証拠である。特に、女性は一緒にいる時の安心感や楽しいかを重視する傾向が強い。 大部分はこの会話や対話の部分で大きく減点されて、恋愛相手として認められないという判定をするのが女心である。 疑心暗鬼で男が信用できない、価値観や性格の不一致、という条件を挙げるのは決まって女性側である。 カップルが破局する場合も同様である。昨日まで熱々のラブラブカップルでも、女性の減点数が増加していき、 マイナスのライン、いわゆる好きから嫌いへと針の傾きが変わると、途端に嫌いになるのが女心である。 最初の持ち点が１００点だとして、そこから普段の行いの横柄さ、いい加減さや気を遣えない、気づいてくれないことなどで、 彼女に彼氏に対する不満やストレスが溜まっていく。 そして、点数が０からマイナスになった時に、急に態度を冷たくして別れる。それが女心の性質である。 この心理を理解していない男性からすれば、「昨日まであんなに仲睦まじく楽しかったのに一体なぜ」といった気持ちになるのも理解できるだろう。 女性は心理の中で相手を減点していきながら我慢をするが、 我慢が限界まで突破すると、一気にフラストレーションが爆発するのである。 男性はあまり我慢をしないし、無関心からプラスへと加点していくだけなので、 余程衝撃的な事でも起こらない限り、急に女性を嫌いにならないようにできている。 女性は一人の男性の子供しか身ごもれないため、 優秀な遺伝子を厳選して探すために、異性に対する評価基準が男性より厳しくなったと言われている。 男性は種をばら蒔く性のため、女性に対する審査が甘いという男心と女心の恋愛心理である。
男女別の効果的なアプローチ方法
この加点と減点により性別の差異を理解できれば、それに対して効果的なしぐさや態度、行動が見えてくる。
男性が女性へアプローチしたり会話をしたりする時は、できるだけ自分の弱気な部分や愚痴、ネガティブシンキングな
言動をしないようにした方が良い。例えば、目を合わせてくれない、というしぐさや態度の一点でも、
「自信が無い」「頼りがいが無い」と思われ女性からすれば減点材料に当たることもある。男性は力強く、
自信を持って、多少強引にでも女性を引っ張っていけるような頼りがいや決断力、大人の包容力を求められている。
女性が恋愛の恋人候補や結婚相手として選ぶときも、最終的には肉体的にも精神的にも「たくましさ」が必須条件である。
女性は弱々しいもやしのような男を好まないように遺伝子的にプログラムされている。
例えヴィジュアル系でガリガリの人が好きな女性でも、結婚や配偶者としてのパートナーを選ぶ時も
その貧相な体型で弱々しい人を選ぶかというと、そのようなことはほとんどない。これは無意識の深層心理、
本能に、健康的で頑丈な子供を残すこと、子孫繁栄のプログラムがあるから当然のことである。
ただし、だからと言って、力自慢をしたり、自慢話がすぎてがっつきすぎたり自己アピールしすぎるとと、逆に嫌われてしまうこともある。
男性は謙虚に振る舞い、女性の話に耳を傾けるぐらいが最もモテるし、好意を持たれやすい。
女性が男性の気を引きたい、好かれたいのなら、自分の魅力に気づかせるようにアピールするとよい。
会話をしている時に、「私って料理が得意なのよ」とか「経済の勉強をしてるの」でもなんでもオーケー。
男性はそれを聞くたんびに点数をどんどんアップさせていく。あけおめメールや、誕生日おめでとうメール、
飲み会の後のフォローメールなど、気遣いのあるメールをマメに送信したりすると、それだけで
「興味の無い女」から、「本命の女」へと一歩ずつ前進できる。
顔が不細工だから、と言っても、スタイルをキープしたり、美肌に努めたり、人間的に女を磨くことはできるはず、
実際に、男性は顔が好きといっても、やはり、自分を認めて受け入れてくれる心の広さや優しさ、世話を焼いてくれたり気にして
くれる母性を求めていることが多い。この部分でなら、意識していれば十分勝負していける要素になる。
どんどん男性に加点してもらうようにアピールすれば、男心も次第に動いていくものである。必死に頑張っている姿を
嫌いになる人なんてそうそうませんよ。むしろ好意を持って接してくれるようになり、親密な関係へと恋愛が発展する
可能性の方が高い。男性にはちょっかいを出せば出す程心理的に効果があるのである。
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